昨日、イタリア声楽協会第9回コンサートが終演しました。

3部構成での、33人の歌手によるコンサートでした。


今回は、ドニゼッティ作曲オペラ『アルバ公爵』から、Angelo casto e belというアリアを歌わせていただきました。


イタリア声楽協会は、様々な立ち位置の歌手が、自分の身体という楽器が出せる1番いい響きを求めて学び続けている団体です。

年に一回のこのコンサートは、自分自身の今の発声の立ち位置を見直す試験のようなコンサートでもあります。
自分の発声の方向性が間違っていないか、正しく身体を使って歌えているか。


声楽家は、自分の骨格、身体で出せる究極の声を追い求めています。
そこにゴールはなく、近道も、抜け道もなく、声楽を続ける限り、追い続けるものです。


これからも、毎回毎回、前に進んで行けるように、精進していきたいと思います。