本日、アンサンブル神戸第23回特別演奏会〜1.17と語り継ぐために〜、無事に終演しました。

今回、スッペの「レクイエム」のテノールソロを歌わせて頂きました。

前半は有名なスッペの「軽騎兵」と「詩人と農夫」の序曲、後半にレクイエムでした。

この特別演奏会は、阪神淡路大震災の鎮魂の思いをのせて、毎年鎮魂歌を選曲しているそうです。

前半には「軽騎兵」や「詩人と農夫」という明るい曲を選択し、未来への希望を示しながら、後半には阪神淡路大震災の鎮魂と思いを語り継ぐために歌うレクイエム。主催されている指揮者の矢野先生の想いが詰まったプログラムだと感じました。
阪神淡路大震災で被災された方が、毎年必ずこのコンサートにお越し頂いているそうです。


スッペのレクイエムは今回の演奏会に出演するまで全く知らなかったのですが、オーケストラと合唱を聴きながら、非常にダイナミックで、素晴らしい音楽で、もっと演奏されても良いのにと思いました。

ソリスト4人の非常に難しいアカペラの重唱があり、本番直前までソリスト4人で練習をしていましたが、本番では高い集中力で、4人の息がぴったりと合い、良い演奏ができました。

自分が歌を通して何を人に伝えられるのかを考えながら、一回一回の演奏の機会に感謝して、これからも歌っていきたいと思います。