すごかった
ただ、もう、すごかった
トリックなどがあるわけではない
話の展開も
それほど、衝撃的ではない
ほとんどのホラー小説のように
まがまがしい何者かが登場するわけではない
何がすごいかと言えば
心理描写
心の皮を剥き、塩を塗りこまれるような痛み
耳から聞こえるような汗・匂い
吐瀉物を反芻するような不快感
絶対に映像化することは無理
そう言う意味ですごい作品だった
残念ながら
主人公「佐和子」が、魅力的ではないので
なかなか感情移入が出来なかったことが残念
少年と少女の傲慢と成長
心の中に巣くう闇
最後の、読後の疲労感を、少しだけ緩和するエピソードは
もう少し、佐和子と服部を魅力的に書かれていれば
効果的だったとは思うけど
評価は難しいな
読み手の体調や、気分で
100点にもマイナスにもなりそう
今回は、評価なしと言うことで
でも
もう一作くらいは読んでみます
