また、痛い内容なのだろうな
そう思いながら、読み始めた
予想は裏切らなかった
別荘地
そこで、5歳の女児が行方不明に
何年も何年も探し続ける母親
その狂気にやがてみんなの気持ちは離れていく
4年目後
TVの、行方不明者探しの番組に出て新展開が…
やはり、文章が痛い
なぜ、これほどまでに
闇を説明し
解説し
心をむき出しにし
傷を付け
その痛みで、生きていることを確認させようとするのだろう
虐められ
拘束され
傷つけられる
読者を、その行為に
快感を覚えるような人間にしたいのか
圧倒的な闇
そして、その闇は、誰にでもある
闇への探求
途中で、読むことを止めさせない力
この作品は直木賞を受賞したらしい
確かに
うねる夜の海を思わせる圧倒的な不快感
それに、巻き込まれてしまう文章力はすごい
しかも、最後まで真実は見えず
見えない真実なのに不満を感じさせない
たぶん、癌で死に行く刑事に
その真実さえ、持って行かせてしまう
本当の真実は、何だったのか?
本当に、巡査が犯人だったのか?
そういえば、至るところに複線があったような…・・
やはり、すごい作家だ
