三月は深き紅の淵を 恩田 陸 | Zippoの部屋

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好きな本や、映画や、音楽や、料理、あんまり気負わずに、ボチボチと書きます^^


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初めての恩田作

気にはなっていた

しかし、本屋で立ち読む程度で

手にして読むことはなかった

短編の連作

こういうのをファンタジー小説と言うのだろうか

不思議な感覚

圧倒的な快作ではないが

文章の各部が、妙に引っかかり

もしかしたら、もう一度、読むかもしれない

そんな気分になったヾ(@°▽°@)ノ

取材に行き

書物を調べ

写真を撮り

その写真を見ながら

その風景を小説の中に写実する

そうではなく

一度目にした風景を

記憶の中から呼び戻しながら、書いているような印象

だからこそ、ある程度のデフォルメは当然

軸時間も、作者の記憶の速度により

加速され、減速され、停止して、バックする

そして、作者と一体化し、その心象風景を見ることが出来れば、恍惚となり

一体化出来なければ、取り残され、孤独を味わう

本来、読書とは、孤独な作業

改めて、それを認識させられる寂しさ

私の場合

半分は、取り残され

半分は同化した

これこそが、作者の真意

私は、それに見事にはまってしまったと考えている