初めての恩田作
気にはなっていた
しかし、本屋で立ち読む程度で
手にして読むことはなかった
短編の連作
こういうのをファンタジー小説と言うのだろうか
不思議な感覚
圧倒的な快作ではないが
文章の各部が、妙に引っかかり
もしかしたら、もう一度、読むかもしれない
そんな気分になったヾ(@°▽°@)ノ
取材に行き
書物を調べ
写真を撮り
その写真を見ながら
その風景を小説の中に写実する
そうではなく
一度目にした風景を
記憶の中から呼び戻しながら、書いているような印象
だからこそ、ある程度のデフォルメは当然
軸時間も、作者の記憶の速度により
加速され、減速され、停止して、バックする
そして、作者と一体化し、その心象風景を見ることが出来れば、恍惚となり
一体化出来なければ、取り残され、孤独を味わう
本来、読書とは、孤独な作業
改めて、それを認識させられる寂しさ
私の場合
半分は、取り残され
半分は同化した
これこそが、作者の真意
私は、それに見事にはまってしまったと考えている
