今度が、湊 かなえ作
友達の殺人事件の犯人を目撃した4人が、
15年を経て、色々な事件に巻き込まれていく
話は、別々の場所で起こりながらも
全ての話は、その最初の殺人事件に向かっていく
短編集のように、それぞれの話は完結しながらも連動していく
話の展開は、素晴らしい
しかし、さすがに、15年の贖罪の日々や
引きこもりになったクマ(人なんですけど)など
少しまどろっこしく
感情移入が出来ない登場人物も多く
結果、一番悪かったのは、殺された娘の母
友達の死体を見て、犯人を見た4人は
ある意味、巻き込まれただけ……
うーん
そうなのか?
そんなに都合のいい展開があるのか?
残酷な結末にこだわり過ぎて
ストーリーの展開に無理がある気がする
とにかく、諸悪の根元は、殺された娘の母
罪悪感がないからこそ、救いようのない人
救われない作品
☆評価☆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「告白」とこの作品しか読んでいないので、
的はずれな作家感なのかもしれないが、
桐野夏生的結末にこだわるには、善良すぎる作家(人)に思える 65点
