今回は、一歩進んで、第2期の企業活動について、簿記で記帳していきます。
まず、その前提として、この企業は、靴の小売業でした。
取引条件として、
１．商品の売上については、現金売上を前提とします。現在は、キャッシュレスが進んでいますが、キャッレスによる売上高計上については、もう少し企業規模が拡大してから導入することとします。
２．商品の仕入および給料以外の経費の支払については、企業の信用力もついてきたので、月末締めの翌月２５日払いとします。
３．給料の支払いは振込で行います。
以上の前提に従い企業の取引を記載します。
前期末の残高勘定には、現金150円、資本金150円となっていました。
第2期目は、この現金150円をいかに有効に使って、利益を上げるか、うまく経営しなければなりません。
⑪現金150円を普通預金口座を開設し入金した。
⑫商品100円を「掛け」で仕入れた。
⑬商品60円分を180円で、販売した。
⑭給料30円を振込で支払った。
⑮設備賃借料10円およびその他の経費10円については、取引先と交渉し、翌月25日の支払いに伸ばしてもらうことに成功した。
以上が、第2期の取引です。
上記の取引について、仕訳をして、勘定への転記を行い、決算振替仕訳を行い、残高勘定、損益勘定を作成してください。
ここでは、会計期間の1期を一月で考えています。企業で月次決算を行うことは、企業経営を管理するために必須となっているからです。
回答は、次回以降に記載します。
それでは、散歩写真です。アド街で取り上げられた街です。
