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今回は、前回の続きです。

第2期の取引を仕訳にすると以下のようになります。

 

以上の仕訳するときのポイントは、

1)以前掲載した勘定科目一覧表を見ながら勘定科目を選択すること。

2)商品の仕入が現金払いから月末締めの翌月25日払いの後払いで仕入をしたこと。

3)給料の支払いが振込になったこと。

4)設備賃借料及びその他経費の支払いも月末締めの翌月25日払いの後払いで支払うこと。

5)「買掛金」、「未払金」の計上時には、その支払先である「取引先」と振込日(支払日)を必ず記入すること。

となります。

実務上の会計システムでは、その取引ごとに勘定科目一覧表がマスターとして登録されていますので、その一覧表を呼び出し選択して勘定科目を選びます。

また、同じ種類の取引には、その取引のモデル仕訳を登録しておき、そのモデル仕訳を呼び出して金額だけ変更して使用することも可能です。

 

「買掛金」「未払金」には、それぞれ、取引先マスターがあり、支払先をマスターに登録しなければなりません。

このマスターには、

①取引先名、②取引先住所、③取引先連絡先、④支払の時に使用する勘定科目、⑤支払をする普通預金口座、⑥取引先の振込預金口座などを登録します。

これらの登録により会計システムで、「買掛金」「未払金」計上時の振込日(支払日)と取引先マスターを組み合わせて銀行振込データを作成し、そのデータを銀行のファームバンキングのシステムに取り込むことにより、支払い手続きが完了します。

 

そして、翌月の25日の支払日に支払いが完了したことを確認して、

(借方)買掛金・未払金 ××× (貸方)普通預金 ×××

仕訳を計上します。この借方側は、取引先ごとに仕訳をしなければなりません。

「買掛金」「未払金」には、その傘下に「取引先元帳」が存在していて、未払い分の計上と支払い分の計上がその取引先ごとに元帳に転記されます。

このようにして、「債務管理」(計上と消込)が実施されるのです。

 

〈参考〉

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「給料支払い」ついては、社員マスターが必要であり、その社員マスターには、①社員の氏名、②社員番号、②住所、③連絡先、④社員の振込先口座を会計システムに登録しておく必要があります。

実務上では、給与振り込み時に普通預金勘定を貸方計上するのではなく、給与計算が確定した時に、

(借方)「給与」××× (貸方)「未払金」×××

計上して、給与支払日に

(借方)「未払金」××× (貸方)「普通預金」×××

の仕訳が実施されます。

この給与の未払金の計上には、各人の社員番号と給与振込日を記入する必要があります。

会計システムで、この情報により社員マスターの口座情報と紐づけ各人の給与金額を振込口座ごとの銀行振り込みデータを作成し、銀行のファームバンキングと連携することにより給与振り込みが実施されます。

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それでは、散歩写真です。

足立区にある堀之内公園に荒川土手を自転車に乗って行ってきました。

非常に暑かったです。