夏休みも終わろうとしております。
この期間、新潟の中央卸売市場には、何組かの子供たちが見学に訪れました。
夏休みの宿題としての社会勉強なのであろうと思います。
皆さん、市場の広さや集まっている魚の量にびっくりしています。
そして、早起きで眠い目をこすりながら、毎日それ以上に早くから・・・というより、夜遅くからと言った方がぴったりでしょうか(笑)、そんな時間帯に勤務している人たちを見て、これまたびっくりの様子
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『新潟市には大きく分けて2つの市場があります。1つは、今見学している茗荷谷の中央卸売市場です。
ここは「消費地市場」と言います。このような市場は大都市、即ち大消費地には大体あります。
全国から魚や野菜などが集まり、仲買商の手により、スーパーや小売店、料理屋さんなどに流れていきます。
もう1つの市場は、万代島にある漁業協同組合です。
ここでは地元で水揚げされる魚が競りにかけられ、仲買商の手全国の消費地市場などに出荷されます。
この市場を「産地市場」と言います。
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などと市場の役割を説明してあげると、目を輝かせてうなづいていただけます。
生鮮品の流通は中々難しいわけですが
「百聞は一見に如かず」
市場を見学していただくと、なんとなく頭ではなく体から理解が進むようです。
どうやら、夏休みの宿題で高得点をもらうには、中央卸売市場は中々のスポットのようです。
この流通は大人も中々理解していないのですから、ひょっとしたら先生も宿題のレポートを読んで、目からウロコをポロポロ落とすかもしれませんよ