何年か前に、「背中をみせて」という
小劇場の芝居を観ました。
何度も号泣して、帰りも涙が止まらずに
ロビーで出演していた知り合いの役者さん
達と恥ずかしくてろくに話も出来ずに
逃げるように小屋を後にしたものです。
自分が思ってるより、何倍も何人も、
自分の事を思ってくれている人がいる。
見てくれている人がちゃんといる。
そんな事をジンジンと感じさせられた
芝居でした。
今夜、改めてその時の気持ちを思い出し
ました。
札幌の中学からの同級生からの電話で、
どこに落ちつかせればいいかわからない
ほどの、感謝と嬉しさと申し訳なさと、
感動と幸福感がまとめて大きな波に
なって押し寄せてきているような、
静かに立ってはいられない動揺とも
狼狽とも言い表せない気持ちの今です。
僕は一人ではない。
友達だからさあ。
その一言だけで、僕には大きな大きな
財産、神様からのご褒美のように思います。
心からありがとう。
僕には、友達がいます。
そう言わせてくれる友達が。
本当に幸せな事です。