弊社の社員が、部屋を片付けたとのことだったので確認してみましたが全く片付いていませんでした。
私の考え方の中に、片付けるとすっきりする。すっきりするとひらめきが生まれる。
という信念があります。
経営者として有名な、日本電産の永守社長もこのような事を掲げています。
3Q6S
日本電産の創業者である永守重信が考案した経営改善のための手法の1つ。
「Quality Worker(良い社員)」
「Quality Company(良い会社)」
「Quality Products(良い製品)」
の3つ「Q」の目標を実現するために
「整理」、「整頓」、「清潔」、「清掃」、「作法」、「躾」の6つの「S」を実行することを推進する手法である。
一見、仕事の成果とはあまり関係のないことだとも受け取れます。
しかしながら、永守社長は企業再生人とも言われ、この方法をとることで多くの企業を再生してきている実績もあります。
6つのSは生活の中で磨かれていくものです。生活の中で磨かれていくものこそが、仕事としての成果を創り出す要因になると言うことです。本当に共感できる内容です。
私も物にあふれる、現代の若者でしたが、この本を読んで変わりました。
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』/本田 直之
¥1,680
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本田直之さんはレバレッジコンサルティングといって、レバレッジ(てこの原理みたいなもの)をかけて成果をだす。というコンサルティングをやっています。
人材会社を上場させたりと、上場請負人でもあったりするんですが、理路整然としていてすごくかっこいい方だとおもうんですね。
そんな本田さんから学んだ、すぐにできて成果の上がるいき方、それは
部屋を片付けると言うことです!
まず、いらないものは徹底的に捨てる、なんですが、意外と捨てることができないのが人間なんです。私の姉とかを見ればわかるんですが、いるから残しておいてと、家に1年で1回くらいしか帰ってこないんですね。本当に必要であれば、1年に何回か家に取りに来てもおかしくないわけです。だから、姉が2人もいると、小学校のときの洋服なども残ってたりして、それがフリーマーケットとかで売れたりして、ゴミだと思っていたものも資金化できるんですね。
この原理で、CDなどはすべてiPhoneとかに入りますし、漫画とかは読みたいときに漫画喫茶に行くほうがもはや安いです。なので、購入と言う手段は本当に生活に必要なものだけになります。これは、長く生きていく人生においてとても節約になるのです。今風に言うと、エコでもあります。
片付けることに躊躇しないように、物は徹底的に捨てること。これが捨てる技術と言うやつです。すてるのも一つの技術なんですね。例えば、本棚があったとして、その本を1年でほとんど読んでないとしたら、その読まれない本に対して、いくらの家賃を払っているのでしょうか?例えば打ちの社員が六畳一間に住んでいて、本棚で一畳使っていたら、家賃が6万円だとしたら、1万円は毎月読まれない本に払っていることになります。もし本棚がない場合、その1万円分を有益に使うか、もう一畳狭い部屋で5万円の家に住めば削減になりますね。五畳の部屋に住む必要はないですが、一畳分ゆとりのある生活は必要だと思います。無条件で部屋を広くできますから。
あと、部屋は心を映す鏡です。部屋が汚いと言うことは、その人の性格や精神状態の表れにもなっていると聞いたことがあります。
だから、部屋をきれいにして心を落ち着かせることができると言うわけです。心が落ち着いてから部屋を片付けると言うことは理論上どちらでもかまいませんが、簡単なほうはどちらでしょうか?心を落ち着かせることができる人はそもそも部屋が汚くならないような気がします。
なので、部屋が汚いと言う人は一度部屋をきれいにしていらないものは徹底的に捨ててください。今はブックオフもリサイクルセンターも家まで取りに来てくれます。もしかしたら、お小遣いになる可能性すら秘めています。
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私は捨てられる派!