A Flood of Music -630ページ目

Sound & Recording Magazine 9, 10, 別冊

10月突入1本目はお馴染みサンレコのレビュー

10月号を買って
9月号のうっかり買いそびれに気付きBN注文
書店に行ったら別冊も出ててそれも購入
というわけで積んでたサンレコを読んだ次第です




まず買いそびれていた9月号
underworldが表紙の号に限ってスルーしてた俺は愚か者
(他の雑誌とアルバム発売で浮かれてました…)

KarlだけでなくRickのインタビューも載っていて
『Barking』製作を通して"コラボの方法論"を語っています
多数アーティストと共同制作で同じスタジオで出来ないとなると
ファイル交換になりますが確かにDAWやver.の違いは障害ですよね
やっぱり大変なアルバムなんだなと思いました
大物同士スケジュールも合わないだろうしね、なかなか

Karlはいつもの気さくな感じだけど
Rickの「聞いてくれよ!」と言わんばかりの口調がいいですね
格好良いことも言っちゃって(モチベーションのくだり)惚れた


まりん(砂原良徳)は『subliminal』について
中毒性のある曲ばかりでリピート再生してましたが
アルバムもいずれ出すみたいなので期待


特集は(自宅)マスタリングについて
僕もDTMをやる身としてマスタリング作業はします
といっても勿論プロの方がやるそれとは天地の差ですが…
しかもミックスとマスタリングを同時にやりがちだし

紹介されていましたが本当Maximizer様々です
あとはEQいじったりCompressor, Limiterねー
そして一応色んな再生環境で試してみたりはします
それでもおかしい点は多々残る、難しい


DAW Avenueは蔦谷さんの連載が最終回
蔦谷さん(プロ)もMaximizerを推してて安心(笑)
あとReverenceもいいよね




ブリグリ川瀬智子が表紙の10月号


石野卓球は『CRUISE』のインタビュー
試聴しただけでまだ買えてないんだなぁ…
渡部高士によるミックス解剖学解説つき


そして久々ヤスタカ
米エレクトロバンドPassion Pitの人と対談
対談というよりはアンジェラコスが
ヤスタカを質問攻めにするみたいな感じ
好きなんだなぁw

でもやっぱりヤスタカの発言は
ポジティブネスがあっていいなぁ
それでいて「そう簡単には追いつけないだろ?」
って自信と余裕を感じる


特集はジャンル別ビートメイキング
これは、役に立つ
ハウス・エレクトロ/テクノ・ヒップホップ
ドラムンベース・ダブステップで
特に後半2ジャンルは最近興味があるので面白かった


DAW Avenue
蔦谷さんの次のCubase担当は誰かと思ったら
RYUKYUDISKO(廣山哲史)でした
RYUKYUDISKOは去年のRIJでちょい聴いたなぁ
トラック名の付け方のセンスが自分と同じw
Halion Oneも重宝しますよね

いつもならCubaseのとこしかちゃんとは読みませんが
今回はLiveも読みました
なぜならサカナの草刈姉さんだったから
ステージでの活用について載っていて面白かった
この連載は楽しみだ






別冊は『ネットとライブで自分の曲を売る方法』
ミュージシャン・サバイバル・ハンドブックと書いております
同名の特集(-とライブ)はサンレコ2009年2月号にもありましたね



まずは最近の音楽配信事情諸々
そしてネット上のサイト活用法へ

Twitter, MySpace, SoundCloud
YouTube, ニコニコ動画, natalie
それぞれ使い方などが書いてあります
自分はSCとニコ動以外は利用していますね
ここには載ってなかったけどmuzieも


お次はライブのやり方・稼ぎ方
曽我部恵一・山田稔明・クラムボン・世界の終わり
4組からのケーススタディ
そしてライブ会場側(+カーネーション)からの解説
あとは最近流行りのUSTREAMの使用法


最終2色ページは法律のお勉強
音楽著作権について
Q&A→解説→ビジネスの話の繰り返し
これはためになるね




はい、長くなりましたが
全編サンレコ関連です
見出し紹介と感想だけですが
興味持った人は買って損はないかと


では、よい一日を、ひいてはよい一月を