空が鳴っている・女の子は誰でも / 東京事変 | A Flood of Music

空が鳴っている・女の子は誰でも / 東京事変

待ちに待ちに待ちに待った東京事変のニューシングル
『空が鳴っている / 女の子は誰でも』が本日発売です!

紆余曲折を経てやっとリリースとなった本作
愈々本格的におかえりなさいという感じですかね

ということで2曲、レビュー致します




01. 空が鳴っている


グリコのウォータリングキスミントCMソング
活動自粛時には林檎女史のソロver.が流れていましたが
こちらは本来の東京事変による演奏ver.です
作詞:女史、作曲:師匠


トシちゃんのドラムから始まるのが何とも嬉しい
そのままギターによる疾走感と緊迫感のあるイントロが展開されお歌へ

凛とした女史の歌声が堪りませんね、痺れます
サビでの解放へ向けて、流れるように進んでいくのが好いです

メロディ展開も良いセンスだと思いました
特にBメロの始まりがAメロと同じ…と表現したらいいのか
一聴またAメロかと思いきや、サビへ向かうメロディへ自然にシフトしてますよね
それも流れを生むのに貢献しているかと

そして力強いサビへ
歌詞が迚も好きです、多幸・達成の瞬間を巧く切り取ったなぁと
あの周囲を置き去りにしていく感じ、解ります
それを高速道路に絡めるセンスも流石+漂う背徳感も好みですね


師匠のメロディメーカーセンスが練磨されてますね、かなり良い
『スポーツ』のときはわっちの作曲センスがかなり進化してると思ったけどw

そしてラスト(3:35~)からのベースから
何となくだけど次の曲のイントロに繋がりそうな気がしました

歌詞カードの赤字部分に女史らしい遊び心が




02. 女の子は誰でも


資生堂のマキアージュCMソング
活動自粛時にはピアノのみver.が流れていましたが
こちらも本来の東京事変による演奏ver.です

作詞作曲:女史で、演奏は勿論東京事変なんですが
編曲:服部隆之なので、彼のアレンジも光る楽曲に
特に管楽器隊が頑張ってます


『奥さまは魔女』でも始まりそうなイントロから
テーマ的に多少意識したハズ…だと思うw

01.とは真逆の方向性と言ってもいいくらい、歌詞も曲も可愛いです
凛とした女史も良いですが、こういう面もあるからやられちゃう訳でw

この曲もトシちゃんの小気味好いドラムがいいですね
あと師匠のベースも格好良い
しかし演奏面ではやはり管楽器の主張が大なので
どちらかと言うと女史のソロ曲っぽい印象ですかね
『加爾基 精液 栗ノ花』『真夜中は純潔』『平成風俗』どれかに入ってそうなね

曲展開が意表を突かれました
前半は日本語詞、後半は英語詞になるんですねー
同じメロだけども、巧く印象を変えてますよね


歌も歌詞も演奏も、始終可愛く鮮やか





以上です



両曲とも復活に相応しい名曲ですね!
女史の二面性も存分に楽しめるシングルとなっています


ちなみに
CDケースの…えっと名前が出てこないけど、中敷き?を外すと
ちょっとしたお愉しみが、次のアルバムへの布石ですね

本来だったらもっとリリースが早かったので
次のアルバムタイトルの手掛かりを先に仕組んだわけだよね
他にもディスク本体やジャケ裏にもモロヒントがw
ケースの日付が[11・2・23]だから、プレスし直しではないはず




さて、昨日記事にもしましたが 6/29 ニューアルバムですよ!
その名も『大発見』ディスカバリーチャンネルですね



一体どんな大発見を発表してくれるのか、心待ちにしています♪


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