「あわい」という日本語、みなさんご存知ですか?

 

あわい(あはひ) 【間】

・向かい合うもののあいだ。また、二つのものの関係。

 

気になったきっかけは、TOMOOさんの楽曲「あわいに」でした。

 

そもそも、「あわい」ってどんな意味だろ〜?と、気になって調べてみたら面白いWEB記事を見つけました。

 

 

なるほど。

日本には「あわい」が溢れているという解説が、とても興味深かったです。

特に、「あいだ」と「あわい」の違いの解説が、めちゃくちゃ面白い。

 「あわい」に似ている言葉に「あいだ(間)」がありますが、このふたつは少し違います。

「あいだ」の語源は「空き処(ど)」で、AとBに挟まれた空間を言います。

それに対して、「あわい」は「合う」を語源とし、AとBの重なるところ、交わった空間を言います。

たしかに、日本家屋の「縁側」は、家の外側と内側が交わった空間ですね。

 

そんな「あわい」という言葉のニュアンスも頭に置いた上で、

TOMOOさんの「あわいに」の歌詞を読んでみると、

変わり映えのない、日常の風景がふわふわっと鮮やかに見えてくるんですよね。

なんだか、曲も聴きながらだと、心地よさで溢れてきます。

 

あわいに / TOMOO

伸びをして
開いた茶葉が湯気と踊るように
ほどけたら思い出す
思うままの歩き方を

地図とは違う道も
地図通りの道でも
小さな景色を拾って集めて
それは塗り絵みたいに
街に色が

あ、今吹いた風はさみしさより
わたしの形を • 軽やかになぞる筆
ああ、まばたいた先に誰かがいる
楽しくなる余地ばかりの世界で

混ぜこぜの花模様
生まれも季節も違う花
一枚の布の中
バラバラどうしで美しい

 

心地いい色や形
喜びの温度も
いくつもあるけど
根っこは似てたり
なら幸せの種はそれぞれに

あ、遠くで覗いてた昨日は
“ちがい”も“おなじ”もまるで気づかなくてさ
ああ、近づいてまたやさしさを知る
仲良くなる余地ばかりの世界で

またねも 一期一会も
あわいに浮かんだ
街明かりのように

あ、今吹いた風はさみしさより
わたしの形を軽やかになぞる筆
ああ、まばたいた先に誰かがいる
味わう余地ばかりのこの世界で

楽しくなる余地ばかりだ今から

 

素敵だなぁー・・・

特に、最後の「味わう余地ばかりのこの世界で」という一行が

とてつもなく勇気をくれます。