太古の昔から見てきた光景ですが、SNSでは胡散臭い煽り屋ほど低位株を好んで積極的に煽ります。特にアニメアイコンとか。購買意欲を刺激する為にそれっぽいデータとそれっぽい文言を並べて断定的な口調で読み手の心に訴えかけてきます。旧Twitter時代からの住人なら何度も繰り返し見てきた光景ですよね。

過去には特定アカウントのプロフに記載された証券コードを頼りに売買する「プロフ投資法」なるものもありました。特定アカウントの一挙一動に注目し、投稿内容を謎解きように解読し、独自の解釈(という名の願望)を加えて売買に活かす。こうなると「投資って何?」という哲学的な問いかけが出来そうですが、プロフ投資法を採用する人たちはなるべく面倒な手続きをショートカットして楽に稼ぎたい。本能に忠実な野生動物に道理を説いても噛みつかれるだけなのでやめておきましょう。

今現在、最新の煽り屋情報については疎いのですが、多分実情は変わってないはず。そもそもSNSは投資の情報収集には半分不向き。タイムリーな情報に触れられる点ではメリットはそれなりにあるのですが、情報量が多いのでその真偽を確かめる時間がありません。なので、受け手のリテラシーにおんぶに抱っこ。

リテラシーが低いと感情や欲が先行しやすいので自分にとって都合の良い情報を都合の良い部分だけ切り取って判断の根拠にします。そうなると情報を精査する能力がどんどん鈍って最終的には"ワード"や"フレーズ"に飛びついて軽率に判断を下す。低位株を煽る煽り屋の件も同様で、受け手にとっては判断の根拠にしやすく分かりやすい情報でも、それに頼り切っていると思考力がどんどん低下します。

で、期待した未来とは異なる結果になり途方に暮れる。途方に暮れるだけならまだしも、大抵は致命傷もしくは致命傷に近い傷を負って引退。これも何度も見てきた光景です。とまぁ、色々と書いてきましたが結局僕が言いたいのは…