こんにちは。

松本則彦です。

なんとグッド・タイミングなのであろうか。

1枚目のこの写真。

エルヴィス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイ

スが一枚の写真に収まったこの写真。

僕が持つている輸入盤「THE SUN RECORDS ANTHOLOGY」のジャケット

写真なのだが、同じ写真を使ったアルバム「ザ・コンプリート・ミリオン・ダラー・カルテッ

ト」が先頃発売された。

僕はこの一枚の写真にとても興味を持っていた。

「1956年12月4日火曜日の午後、サン・レコードのスタジオで行われていたカール・パー

キンスのレコーディング中、その1年前にサン・レコードからRCAに移籍したエルヴィス・プ

レスリーが表敬訪問。彼ら2人に加えて、レコーディングに参加していたジェリー・リー・ルイ

ス、さらに当時サン・レコードの新星として売り出し中だったジョニー・キャッシュもやってき

て、偶発的にセッションが始まった。サン・レコードの社長サム・フィリップスの指示でテープ

に録音された。この録音が歴史的セッションとして、後世に語り継がれることになった。」(C

D「ザ・コンプリート・ミリオン・ダラー・カルテット」PR原文のまま)

そこに居合わせた新聞記者が「この4人(カルテット)は百万ドル売り上げる」と書いたことか

ら彼らを<ミリオンダラー・カルテット>と呼ぶようになった。

僕がグッド・タイミングと書いたのは、昨日ブロードウェイミュージカル「ミリオンダラー・カ

ルテット」大阪公演を見てきたのだ。

それもこの写真に何故か魅きつけられていたこの時期にである。

このミュージカルの最大の見どころは役者さんが実際に演奏し、当時を再現しているところだ。

1曲目の「ブルー・スエード・シューズ」から最後の「ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイ

ン・オン」までの全23曲、ストーリーを交えながらの1時間45分。

最後に真っ暗闇になりカメラのフラッシュがたかれる演出。

照明が点くと舞台には役者さんのこの写真の4人と同じポーズ、バックのスクリーンにはオリジ

ナルの写真が映し出される感動のクライマックス!

僕が一番楽しみにしていたのは、ジェリー・リー・ルイスの「ホール・ロッタ・シェイキン・ゴ

ーイン・オン」である。

やはりアンコールでジェリー・リー・ルイス役の役者さんが日本語で「やっちゃう?」と問いか

けて始まった「ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン」で待ってましたとばかり場内は

最高の盛り上がり!

1956年にタイムスリップしたようなファンタスティックなひとときでした。



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