あなたに問います。
「ヒッチハイクは旅行だと思いますか?」

昇天YESのあなたは、
そのままお進みください。


真顔NOのあなたは、
お戻りください。
ただのり(元夫)はお断りです。


このブログは婚約者に
「ヒッチハイクは旅行じゃないから、
他の♀とお泊まりはOK!」
と言い切られ旅立たれたわたし(きき)が
結婚して出産して離婚して再婚活して
幸せになる姿を記録するものです。




下矢印前回の記事はこちら下矢印




マッチングアプリで出会い


結婚を前提に半年お付き合いした彼と


お別れしました。




いまは再婚活お休み中。


のりちゃん(息子)と2人で過ごす日々。





インスタで最近見かけた動画。


女性が男性に妊娠を伝える海外の動画。



それ見て不覚にも泣いた。


もう涙ボロボロで、嗚咽を抑えるレベル。



動画では、ベッドの上で


陽性反応の出た妊娠検査薬を


渡された男性。



寝起きから一気に目をかっ開き、


飛び起きると眼鏡を掛けて、


検査薬を二度見。



それから、喜びを爆発させて、


女性にハグしていた。



コメントにもあったけど、


なんと美しい時間だろうか泣き笑い



動画の女性を羨ましく思った。



わたしにはこんな時間はなかったから。



わたしは自然妊娠が無理な身体で、


不妊治療で息子を授かった。



不妊治療で、


元夫が唯一協力してくれたのは、


滅菌カップに精◯を出してくれたこと。



今にして思えば、


最初から乗り気じゃなかった元夫。



当時のわたしは何を期待していたんだか。




元夫に妊娠したことを伝えると、


棒読みの「よかったね」が


返ってきた。



元夫はなぜかわたしの妊娠を


理由に仕事を辞めたり、


転職したかと思えば出産を理由に


仕事をセーブしたりで、


生活費を出し渋るようになった。



わたしは身体がしんどくても


産休ギリギリまで働いて、


夜勤もして稼いでいた。




なのに、どっちが妊娠してるのか?と


思うくらい元夫に気を遣う毎日。




元夫は気に入らないことがあると、


大声出して


物に当たるタイプだったから、


それが自分と子どもに向くのが


怖かった。




階段で重いものを運ぶときや、


電球を替えるような高所の作業を


元夫にお願いしても


鼻で笑われ、


やってくれることはなかった。




子どもが流れることも考えて


妊娠を喜ぶことはしなかった


と言っていたが、


わたしからすると元夫の言動は


流れるのを願っているように思えて


怖かった。




明け方陣痛が来て産院に向かうとき


元夫は寝てて起きなかった。



入院中も退院時も病院に


来てくれることもなく…、


だけど周囲に、良い夫・良いパパ


アピールは発信していたので、


「妊娠・出産・子育ての


良いとこだけ持ってく


ただのり男だな〜真顔」と


どんどん気持ちは冷めていった。




元夫の瞬間湯沸かし器ぶりを


恐れなくなり、


向こうが離婚を言い出してくれたので


事務的に養育費の取り決めをして


離婚した。






無事に生まれてきてくれた息子が


先日3歳になった。





野菜はなかなか苦手だけど、


きゅうりだけはよく食べるのりちゃん。



つわりのとき、唯一食べれた物が


わたしの場合はきゅうりだった。



あぁ、わたしあの時


泣きながらきゅうりを齧っていたっけ…


と、これも妊娠中を思い出す瞬間だ。




再婚活もう少ししたら、


始めるつもり。




息子の兄弟姉妹がもてたとき


そのときを喜んでくれる人と


出会えるといいな。




年齢&能力的にも、


わたしに妊娠は難しいのかも…


それでも人生のたくさんの場面を


誰かと喜んだり悲しんだり共有したいな。



息子が巣立った後、


側にいてくれる人が欲しい〜


なんて考えてる。