対昆虫用の庶民的化学兵器と言えばバルサンだ。
がコレ、人間にも危険。
まずダニ用とゴキブリ用に共通して入っている
『ペルメトリン』
という農薬成分がヤバイ。
まず、男に女性化乳房を持たせるなど、
典型的な環境ホルモン的働きをもたらすし、*
また、アメリカ環境保護局(EPA)とアメリカ科学アカデミーから
揃って発がん性の高さを断定されていて、
EUでは農薬としての使用も禁止される程。*
さらに、天然脳内麻薬物質・ドーパミンを低下させ、
それが引き起こすパーキンソン病への影響も指摘される。*
また、人の脳への悪影響を及ぼすにも
『マウスを殺す1000分の1の量』で出来ると言う。*
さらにゴキブリ用に含まれる
『ジクロルボス』。
オウムがサリン工場を「ジクロルボスを作る工場だ」
と言い張ったのは、それだけ物質的に似ているという事だ。*
ゴキブリ撃退のためコレを採用した
北海道の老人ホームでは
逆に45人の人間が撃退された。(発熱、食欲減退)*
またラット実験では発情周期の遅延、
金玉が小さくなるなど生殖力減退作用まで起きた。*
ついにイギリスでは使用禁止に。
アメリカでも特別見直し処置が採られている。*
そして、これも発がん性が厳然と指摘されている。
そもそも準・毒薬である「劇薬」に指定されるコレ。
コレが主成分である「バポナ」は、
ハンコが無きゃ買えない。*
ハンコ押す前によーく考えよう。
これは「買ってはいけない」論争でも
取り上げられたが、
どうやら
「ホントに買ってはいけない」
という説の方が有力だ。*
厚労省、東京都らもしきりに
警笛を鳴らす物質を含む
その矛先は、実は人間は向いている。
大体農薬しかり、虫を殺せるものは大抵人間も殺せる。
その危険を回避するには、
単純に「殺す」以外の駆除方法を模索する事だ。
そう、日本が生んだ大発明品
「ゴキブリホイホイ」など組み立ててみよう。*
(ちなみに、一つのホイホイで成虫27~28匹を収容できる。)*