el -迷える子羊- -9ページ目

雨の日。

今日は雨の降る日でしたね。


雨は好きです。
雨音も、雨の匂いも好きです。


とはいえ、梅雨の雨は湿気がヤバかったり、
雨の日の満員電車は息苦しかったり、
雨の日の機材運びはウンザリしたり、
冬の雨は寂しかったり、
好きとばかりも言ってられないですが。

そのへんのことを全部置いとくとしたら、
やっぱり雨は好きです。
特にこの季節の雨は、好きです。


雨の日の世界って、なんだか不思議な感覚がありますね。
その場所であって、その場所じゃない、みたいな。
降り出す前と、ほとんど同じで、でもほんの少しだけ何かが違う別世界、みたいな。
「雨が降り出した」を境界線にして迷い込んでしまったパラレルワールド、みたいな。

あ、廚二病じゃないっすよ!笑

そこは、正常な世界を構築する膨大なプログラムのうち、
たった1行だけ書き変わってしまった世界。

それは、膨大な遺伝子情報のうち、
たった1つだけ異なっている双子。

日常と非日常。

完全と不完全。

完璧な調和と、何か一つ(地球上における砂粒一つくらいのものが)欠けた状態。
もしくは、何か一つ(人生における瞬き一回くらいのことが)多い状態。

表と、裏。


あ、廚二病じゃないっすよ!笑


そんな不思議な世界では、ほんの少し、僕たちにも気付くような不思議な出来事が起こっても、何の疑問もないように思います。

有るはずのものが無かったり。

正常な世界プログラムの説明書では解明できないことが起こったり。



「ヒトでないモノ」が、僕ら人間社会に紛れていたり。






雨の日。

行き交う人の群れの中、
真っ黒な傘を差して表情も伺えずにすれ違う人の誰かが、
もしかすると、

「ヒトでないモノ」

かも、しれませんよ。


だから廚二病じゃないですって!!笑


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