昨日は卒論発表会でした
色々あったけど卒論発表もしちゃったし、たぶん卒業できそうです
やりたいこと調べさせてくれて先生には頭があがりません。楽しかった。結果はなんか、そんなに面白くなかったけど。(笑)
人様のピースに顔をかぶせていく私
(そしてこの表情である)
学科の追い出しコンパで四年生から一言ずつ……みたいなのでなんかみんな立派なことばっかりいうから私は自分の不甲斐なさだったり情けなさだったりで本当に情緒不安定なだけなんですけど、泣きました
四年間で何成長したんだろうか
わたしは岩手県出身で、
アーティストの全国ツアーでもだいたいとばされるエンターテインメントとは隔離された地方なんですけど
無性に都会に憧れがあって、かといって丸の内OLになりたいとかはなかったんだけど
雑誌に出てくる渋谷原宿新宿ディズニーランドみたいな感じがすごくうらやましくて、東京って山手線しかなくて、制服で竹下通りでクレープで、みたいな。
都会に出てきたらなんかきっと大学生活楽しくて、友達とかもできて、合コンとかもして、彼氏なんかもできちゃって、なんとなく就活もうまくいくし、人生うまくいくんだろうなって思ってました。
友達もできなかったし彼氏もできなかったし勉強もまともにやってなくて
よくよく考えたら続けたこととかやりぬいたことあるものってそんなになくて
それなりにそれっぽく生きててトップではないけど底辺でもない、上の下みたいなそこそこの成績で
最近進路のはなししたりすると偉いねすごいね立派だねみたいな感じでほめられることも多くて、それはそれでなんかどやどや~~と思う面もあるのですが、
小中成績優秀でとくに問題行動も起こさずいい子にしてて、県内でもわりといい高校に進学して(登校しぶりはあったものの)センター試験と入試をうけて国立の大学に受かってストレートで進路もきまって
成功もしてないけど挫折もしたことそんなになくて
それなりによく見せるのだけはできてて
だからまわりも根底から叩き直すこととかしてくれることもなく
これがよに言うハロー効果?
じゃなくて、なんだっけ、いいこだから成績もあげちゃう!みたいな、過大評価するかんじの心理学用語
とりあえず田舎のあるべきレールに敷かれたまんま、運だけでのりきってる感じで
そもそもこの田舎特有の「べき」の価値観もおかしいよね?、って思うし、けれど行動を起こさなければこの違和感を抱いた意味もないわけで……とか。
だからこそわたしはバクステに可能性をもとめてみたりもしたのかなって思ったりもしていて、
踏み出す一歩は頑張れたけど、続ける、選択する努力ができなかったのは否めません。
でもよくわかんないな
何者にもなれずに死ぬのかな
でも何者になりたいか?って聞かれても答えられないやって思ってたり
快楽に流されて生きてる目的も何もないような人生なんだろうか、楽しく生きたいのに流されるのは少し違うなとか
(情緒不安定かな?)(小声)
でもみんな、きっと、自分は一体なんなんだろうって思ってるしわたしだけじゃないはずで
わたしは不適応だって色んな場面で思うことがあるのですが(対人、学門、いろいろ)
先生のひとりが、「邑田くらい不適応でちょうどいいんだよ」っていってくれたのを今でも覚えていて
でもやっぱそんなことは、ぜったいにないぞ、と思っておりました
万人から好かれるには適応しなきゃいけないし、ヨイショが、うまくなきゃいけないし、よく気づかなきゃいけないし、、、、って。
昨日先生が、
個人と集団それぞれの単位での成長ってのがあるよねってお話をされていて、
同調することが適応か?
それを適応とは言ったとしても、
はたして周りに同調して「適応する」ことが正解なのかどうかはわからないし、
「本当にそうかな」と違和感を持つ、不適応な側からしか見えないものがあるわけで、それは集団の成長のなかで必要な目線である
自分を不適応と思うことが自意識との葛藤になっているのなら、その葛藤はする必要はない。
そんでもって、わたしの考えは不適応だから、と理由つけて口を閉ざしたり、自分の考えに嘘つかなくていいんじゃないの?
みたいな話でした
はあ、納得。先生はすごい。
高校のときに悩んでる自分に悩むのだけはやめなさいと言ってくれた先生がいて、
なんだかそれを思い出しました。
自分は自分でいいって、思える機会って、そうそうなくて、
やっぱりそういう認められる場所を探し続けていたんだなって、思っちゃいました。
わたしはずっと迷子だったんだなって
今も迷子ですけど……
手を繋いで一緒に迷ってくれる人があらわれるのか、
連れ出してくれる救助をまつのか、
もがいて力をつけて自力で抜け出すのか、
受け入れてそこでそれなりに生きるか
あきらめて死ぬか、
どうなるかはわかりません。
迷子放送かけたら誰か迎えに来てくれるのかな。(笑)
こじらせてる女子が好きな男性は少女漫画の中だけですね。つーか別に彼氏がほしい訳じゃない。(って言ったら「彼氏のいないやつはみんなそれを言うから辟易する」と言われてひどく傷つきまして、お前も恋人いねえじゃねえかと返したかったのに黙り込んでしまいました。悔しいです。)
邑田ちかでした。