猪木さんの付人時代 | Mr.バックドロップ 後藤達俊

猪木さんの付人時代

自分は、若手の頃、猪木さんの付人をやってました。他の付人と違い、アントニオ猪木の付人は、大変でした。(>_<)

巡業中の会場では、試合の準備&入場時のガードとセコンドをし、宿泊先では、 風呂に入ったら、背中を流します。そして、風呂から出た後、猪木さんは、寝転がり、キメテみろとよく言われました。


夜は、マッサージ&リングシューズのヒモを替え(猪木さんは、毎日、リングシューズのヒモを替えます。) その後、洗濯です。自分達の時代は、コインランドリーがなく、手洗いです。 乾かないので、ボイラー室で、乾かしてました。

そして、朝、起こしてランニングです。寝る時間が有りませんでした。(>_<)


オフの時は、猪木さんが、道場へ来られたら、身の回りの世話を全てやらなくてはいけません!他の先輩レスラーと違い、猪木さんが来られるとピーンと空気が張りつめます。
時々、猪木さんのマンションへマッサージに行きました。

当時、猪木さんは、女優の倍賞美津子さんとご夫婦だったので、よく、お会いしました。ある時、美津子さんが、オダンゴちゃん(何故か、美津子さんだけは、自分の事をそう呼んでました?)私もマッサージしてと言われまし