ブログの冒頭なのに、
「お疲れ様です。」
と書きそうになるほど、
脳みそが死んでるevolokuyです。








先週も働きすぎました(笑)
金曜日は8時に上がれた(^-^;








という暗い話はそれくらいにして、本題へ。







タイトルだけで、
これから何を話すかが分かる人はすごい(笑)
カレーの話じゃないですよ( ̄。 ̄;)








テーマにもある通り、将棋のお話。








先週は私の後輩たちが見事に団体戦で
昇級を果たしました!
改めておめでとう\(^o^)/








団結力を武器に、僅差をものにしました。
ただし、この先は個々が更なるレベルアップが必要となる。








私の中では、大きく分けて2通りの鍛え方があると考える。

「コツコツ努力家タイプ」



「スパルタ野心家タイプ」

だと思う。







ただ、どっちが合うかは個人差あるのが
方法論の難しいところ。
とりあえずはお互いを比較していく。



まずは「コツコツ努力家タイプ」。

方法としては、毎日継続するもの。
具体的には、
・詰将棋を毎日○問解く。
・次の一手を毎日○問解く。
・棋譜並べを毎日○局する。
毎日○局指す。 etc.


文字通り、コツコツ(笑)
1日30分であったり、寝る前にできることがベスト。
【メリット】
・毎日続けられるのであれば簡単なことでいい
・毎日の習慣にできる

【デメリット】
・毎日やらないと効果が薄くなる
・慣れてくると形骸化しやすい





反対に「スパルタ野心家タイプ」。

方法としては、

今の実力では、少し厳しいかなと思うことを行う。

具体的には、

・5手詰が限界だけど、7手詰以上に挑戦してみる。

・持ち時間を短く設定する。(30秒将棋→20秒将棋etc.)

・自分より強い人と対局をする。 etc.



要するには、一言で表すと「負荷をかける」ということ。

今の自分には少し難しいことをするということがポイント。

【メリット】

・効果が目に見えやすい(○手詰以上が解けるようになる、秒読みで動じなくなるetc.)


【デメリット】

・無理のあることをすると挫折しやすい。



身近な例で言うと、

熱いお風呂に初めて入るときにはすごく熱く感じるが、

時間が経つと慣れて、平気で入っていられる、という感じ。

少し厳しい状況に身を置くことで、成長を目指す方法。








やはり大きな目標を目指すには、それなりの努力が必要となる。

今までと同じことをしていても、現状維持はできても上昇は見込めない。

かえってぬるま湯に浸かって下降さえあり得る。








私は継続が長続きしないタイプなので、後者を選びがち。

そんな簡単に長い詰将棋が解けるようになるのかというと、

それは本人次第だと思う。








中学2年生の冬、オール学生個人戦であっけなく負けた自分がいた。

悔しいと強く思ったのはあの時が初めて。

帰りに新宿の紀伊国屋書店で1冊の棋書を手に取った。

「羽生善治の新しい詰将棋150」(成美堂出版)。

これが今の自分を作ったといっても過言ではない。









今でこそ長手数の詰将棋でも解けるようになったが、

当時はどんな頑張っても5手詰が限界だった。

前述したその本は5手詰から15手詰が載っている。

普通に考えれば無策すぎる。

しかし、その時は無欲だった。








「これを解こう」








怒りさえ混じった思いが自分を突き動かしていた。

それ以来詰将棋が苦ではなくなり、

終盤力という武器を手に入れた。










辛いこと。

それは人間誰しも好むものではない。

しかしながら、成長するためには避けては通れない。

新たなる目標を達成するためには、

人間必ず負荷が必要なのだ。









後輩たちにはこれは分かってほしい。

私も上司に、

「自分の意見を持て」「ルールを変えろ」

と先週言われた。








その後にこの文章を書いて思ったこと。

「自分もまだまだ甘いな…」

将棋をテーマに書いているが、

人生に通ずることかなと思う。








総括すると、

①毎日何かコツコツと継続することを決める。

②まとまって時間が取れるときには、少し負荷をかけてみる。

この2点を意識して行えれば、棋力は伸びていくと思う。








先週までの団体戦、後輩たちの気持ちのこもった戦いが見れた。

その気持ちをそのままに来季再び上を目指してほしい。。。








それでは(^-^)ノ~~