研究課題テーマの紹介も今日でひとまず終わり。
その最後は“対抗形”編。
居飛車対振り飛車の将棋はいつの時代も流行っている。
どちらが勝つのかは永遠のテーマとも言える。
これまでは5つの局面に絞ってきたが、
さすがに振り飛車といっても、
四間飛車、三間飛車、中飛車、向飛車と多い上に、
先手と後手では形が変わるので、
8つの局面に絞った。
まずはこれ。私の今の将棋を知っていれば、頷けるかもしれない。
居飛車急戦対四間飛車の将棋。
レトロな4五歩早仕掛けだが、意外といい勝負だと見ている。
居飛車を指そうと思ったときに、東大勢の将棋を見に行くと、
意外と指されていたのが、急戦もいけると思ったきっかけ。
これの方がノーマル四間飛車には一般的になりましたかね?
四間飛車対居飛車穴熊。
ここから▲6八銀とするか▲6八角とするか。
プロは前者が多いですが、
後者の▲6八角も気になっている。
四間飛車といっても美濃だけではない。穴熊も有力。
四間飛車穴熊に銀冠で対抗した局面。
相穴熊も有力ではあるが、
だいぶねじり合いが細かいので、
こちらの方が棋風的にはあってそう、ということで連採している。
で、四間飛車にはもう1つパターンが…。
それが角交換四間飛車。これがやっかい…。
私の中では勝率が1割ぐらいしかない。
プロでは矢倉が有力視されているが、イマイチ。
現在では銀冠でどうかと思っている。
その角交換四間飛車から派生したのが、
俗に言う43戦法。
飛車が一度4筋で途中下車するのでそう呼ばれる。
後手でも石田流が指せるのが狙い。
これも急戦を仕掛けにくいので、苦労している。
次はゴキゲン中飛車。
一時期プロアマ問わず大流行したこの戦法。
超速の登場でやや勢いを失っている。
私はゴキ中には超急戦一択。
都成新手▲3三香の登場は大きい。やや先手持ち。
対して先手中飛車もかなりの有力戦法。
背景には中飛車左穴熊の存在は欠かせない。
それを誘う指し方もあるが、まだ使い物になるところには来ていない。
今のところは角交換型△6四銀を採用しようと思う。
以前は先手よしの評判だったが、最近は後手が盛り返してきている印象。
最後は向かい飛車の将棋。
俗に“升田流向飛車”と呼ばれる形。
1つ前の先手中飛車の派生で現れる局面。
上の局面は組み合ってからの仕掛けの図だが、
いきなり急戦を仕掛ける順もあり、苦労している。
という感じでざっと紹介していきました。
少し一般的な考え方とは違うところが多いかもしれない。
それは“穴熊が下手”というところから来ている。
感覚が掴めずにうまく指しこなせていない。
最近ではその苦手意識を克服しようとウォーズでは指すこともある。
ただ、対振り持久戦の感覚としては以前よりかは改善された気はしている。
どう仕掛ければいい、などというタイミングは見えるようになってきた。
あとは自玉の距離感。まだまだ“堅い”ではなく“狭い”と感じてしまう。
それを克服すれば、少し勝率が上がるのでは?と思っている。
というわけだが、今日も結局将棋だけで終わってしまった…。
レポート試験の準備は明日にしよう。
果たしてやるのだろうか?
それでは( ´ ▽ ` )ノ