安全な靴には規格がついているものがあるんだ。
突然だけど、「JIS」と「JSAA」という規格があるのは五十嵐さんは知ってるかな?
はい!
「JIS」は、工業標準化法に基づき制定される、日本の国家基準の一つです。
先芯を搭載し、滑り止めを備え、JlS規格に合格した靴を安全靴と呼び、耐衝撃性能、耐圧迫性能、表底はく離抵抗の基準が数値に定められています。また、甲被は牛革、総ゴム製に限られています。
「JSAA」は、「一定の安全基準や耐久性」に満足できる製品の提供を目的とし、公益社団法人日本保安用品協会が制定したJlS規格に準ずる業界標準規格です。
JlS規格と同様の安全性能を定めていますが、JlS制定では認められない人口皮革、ビニールレザークロス製の甲被を認定対象としています!
おお、勉強してるね!!
安全靴といっても様々なものがあって、一般の方がなにを選んでいいのかなかなか難しいと思うんだ。でも、こういった規格があったら選びやすいよね。
折角買った靴が、全然安全ではない(ソールがぺらぺらだったり、滑りやすかったりなど)ものだと安心して作業出来ないし、事故の元になるんだ。
そうした中、近年労働災害での転倒や転落などの事故が増えている傾向にあるみたいなんだ。
次回はその辺りを労働災害分析データを元に説明してみよう。
今日も一日ご安全に!!