以前にルミノバに交換されたと思われるルミナスポイント。
若干青白く文字盤のヤケとのバランスが悪い。
そんなに気になっているわけではないのですが、ふと思い立ち自分で色合わせをやってみることに。
イメージ 1
方法は以前ネットでプロの方がやっていた方法を見たことがあるので頭に入っており、とりあえずそれを真似てみることにして100均やホームセンターへ出向きとりあえず道具を揃えてみた。
イメージ 2
 
元々所有していたものも含め、そろえた道具は以下のとおり。
どんな作業も成功の可否はまずは準備・道具次第である。
上写真左から、
1 絶版本「ロレックス大全」
  サブのカラー写真がたくさん掲載。色見本用。
2 缶コーヒー
  仕事で疲れているのでカフェインで眠気さまし。
3 ダイヤモンド砥石
  今回の作業で一番大事な道具。700円くらいで購入。先っちょが丸くなっているビットのサイズがルミナスのサイズにちょうど良かった。ばら売りがなかったので、仕方なくセット購入。
4 虫めがね
  400円くらいで購入。結局ほとんど使用せず元々もっていた5倍のキズミと倍率不明(5倍以上)のライト付ルーペを使用した。
5 ミニリューター
 以前100均で600円で購入。使用せず。
6 カラーこむぎねんど
  108円で購入。100均で見かけ「これだ!」とひらめいて購入。
7 その他(写真以外)
  ピンバイス
  エアブロア
  マスキングテープ
  接着剤
以上。
作業手順は、インサートに付いているルミナスポイントの裏から先の丸い砥石を使ってほじくり夜光塗料をきれいに除去、その後色合わせをしたねんどをほじくった穴に詰めて接着剤で補強し終了。
チビをお迎えにいく時間までに終わらせなきゃならないので、さっそく作業開始。
まずは、時計からインサートをはずし、表側にテープを貼る。
裏からほじくるので勢いでルミナスが吹っ飛ばないようにする処置。
イメージ 3
 
 
いきなりほじくる。
下の写真はピンバイスの先に砥石をつけて加工しているところ。
その前にミニリューターで試みたが芯が全くでておらず先っちょがブレブレ。100均リューターなので仕方ないっす。ピンバイスでじっくり加工することになった。
イメージ 4
 
 
ひたすらほじくる。
ルミナスのセンターにうまく砥石がはいったのでそのまま大胆に削り進める。いや大胆かつ慎重に。
加工位置がずれていないか削りすぎていないか、途中キズミなどでかなり確認しながら。
さすがダイヤモンド、夜光塗料がみるみる除去されていきます。
イメージ 5
 
 
はい、夜光塗料が除去されました。照明の光が透けるぐらい透明です。
自分はだいたい1時間ぐらいかけて休みながらほじほじしました。あせってはダメです。
それからここであまり倍率の高いルーペで削り残しをみてはいけません。
そんなことしたら無限ループにはまること間違いなしです。
個人の性格によるとも思いますがほどほどに。
イメージ 6
 
いよいよねんどの登場です。
色つきってところがすぐれものです。
オレンジ 黄色 白あたりでちょうどよい色づくりにチャレンジです。
イメージ 7
 
 
 
はい、まずはこんな感じのができました。
自分の好みではもう少し濃い色がほしかったので、
イメージ 8
 
 
イメージ 9
 
 
赤を入れてみたり、黒マジックのインクを混ぜてみたり・・・。
ここで無限ループにはまりました。あー、楽しい。
 
イメージ 10
 
豆?鼻○○?
ねんどです。
とりあえず、一番右はないですね。変な色。黒を入れ過ぎました。
真ん中くらいかなと。
 
イメージ 11
 
はい!参考書とくらべても良いんじゃないでしょうか。
とりあえずいれてみます。
イメージ 12
 
はい!
というか、ここまでくるまでに色調整で何回か入れ替えなおしてます。まあ、このときはいい感じにみえたのですが・・・。
最後裏から接着剤で補強して完成です。ただし裏側からあまり厚塗りするとインサートがベゼルリングに完全にはまらずに使用中脱落するリスクがありますので極薄で。
 
 
イメージ 13
 
なんか黒を入れ過ぎたような。
もっと明るい色でもよかったかな。
それから照明の色によっても見え方が違ってくるのでいろいろな光で確認したほうがいいです。
やり直しもできますが、太陽光の下で確認したところ良い感じでしたので今日のところはこれでめでたしめでたしとします。
 
みなさま自己責任でやってみてくださいませ。
夏の自由研究でした。