開発か保護かで議論になった名古屋市天白区平針の里山を巡り、宅地開発会社「シィールズ」（同市名東区）の加藤常文会長は６日、名古屋市の開発許可が遅れたため損害を受けたとして、市を相手取って５億円の損害賠償を求める訴訟を今週中に起こす考えを明らかにした。
シィールズは同里山約５ヘクタールを２３億円で取得し、住宅地と学校の開発を計画。学校法人などと契約を結んだ上で、昨年４月に開発許可を市に申請した。これに対し、河村たかし市長は「里山を守る」と認めず、いったんは買い取りを表明したが、買収価格で折り合えず、１２月になって開発許可を出した。
加藤会長は「申請書類に法的な問題はなかった。市は１カ月以内に許可すべきなのに、７カ月も不当に延ばした」と述べ、得られるはずだった利益や７カ月間の金利、学校法人に支払った違約金などの支払いを求めている。
河村市長は提訴の動きに対し、「法的に賠償責任は発生しない」と述べている。【丸山進】
【関連ニュース】
葬儀：平井要さん＝薬害Ｃ型肝炎訴訟で初めて実名公表
前原国交相：ＪＲ不採用問題「早く解決を」
公訴時効：見直しで刑事訴訟法改正案 通常国会に提出へ
旧国鉄集団訴訟：５４日マラソンに挑戦、４７歳原告ゴール
東京大空襲と訴訟
・ 外国人遺体 成田着デルタ機の主脚格納部に 密航目的か（毎日新聞）
・ 都内、沖縄で不動産取得＝小沢氏、預貯金はゼロ－衆院資産公開（時事通信）
・ 千葉大生殺害事件、強殺・放火容疑で逮捕へ（読売新聞）
・ 春の始まりに「立春の酒」を＝福島県磐梯町〔地域〕（時事通信）
・ ＜通信傍受法実施＞電話傍受し３３人逮捕 薬物密売事件など（毎日新聞）
シィールズは同里山約５ヘクタールを２３億円で取得し、住宅地と学校の開発を計画。学校法人などと契約を結んだ上で、昨年４月に開発許可を市に申請した。これに対し、河村たかし市長は「里山を守る」と認めず、いったんは買い取りを表明したが、買収価格で折り合えず、１２月になって開発許可を出した。
加藤会長は「申請書類に法的な問題はなかった。市は１カ月以内に許可すべきなのに、７カ月も不当に延ばした」と述べ、得られるはずだった利益や７カ月間の金利、学校法人に支払った違約金などの支払いを求めている。
河村市長は提訴の動きに対し、「法的に賠償責任は発生しない」と述べている。【丸山進】
【関連ニュース】
葬儀：平井要さん＝薬害Ｃ型肝炎訴訟で初めて実名公表
前原国交相：ＪＲ不採用問題「早く解決を」
公訴時効：見直しで刑事訴訟法改正案 通常国会に提出へ
旧国鉄集団訴訟：５４日マラソンに挑戦、４７歳原告ゴール
東京大空襲と訴訟
・ 外国人遺体 成田着デルタ機の主脚格納部に 密航目的か（毎日新聞）
・ 都内、沖縄で不動産取得＝小沢氏、預貯金はゼロ－衆院資産公開（時事通信）
・ 千葉大生殺害事件、強殺・放火容疑で逮捕へ（読売新聞）
・ 春の始まりに「立春の酒」を＝福島県磐梯町〔地域〕（時事通信）
・ ＜通信傍受法実施＞電話傍受し３３人逮捕 薬物密売事件など（毎日新聞）