9日の衆院予算委員会で、民主党の小泉俊明議員による質問が1問だけで終わる珍現象があった。15分の持ち時間のうち、冒頭から12分を小泉内閣の構造改革路線への批判に費やしたため。自民党の予算委筆頭理事、町村信孝元官房長官らから、「これは街頭演説か? いい加減にしろよ」と、突っ込みのヤジが入っていた。

 小泉氏は「政権交代を果たした今こそ、小泉構造改革とはいったい何だったのか検証しなければならない」と主張、小泉内閣が強引な不良債権処理やドル買い介入を行ったと“演説”の後、鳩山由紀夫首相ら3人を指名して見解を求めた。しかし、首相が答弁に立った時点ですでに時間オーバー。首相は「時間も過ぎているようなので簡単にします」と、48秒で答弁を終えた。

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