5日午後10時10分頃、兵庫県尼崎市南武庫之荘、阪急神戸線武庫之荘―西宮北口間の守部踏切(警報機、遮断機付き)内で、尼崎北署のミニパトカーが立ち往生したまま遮断機が下り、踏切の障害物検知装置が作動した。

 踏切に近づいていた新開地発梅田行き特急電車(8両)など2本が停止した。助手席の警察官がその後、非常停止ボタンを押した。電車は5分停車、後続の上下計5本が4~5分遅れ、約4500人に影響した。

 同署によると、ミニパトカーは、警報機が鳴っている最中に踏切に入ろうとした軽乗用車を追い、約20メートル後方から赤色灯を付け、サイレンを鳴らして踏切に入ったという。

 パトカーなどが緊急時に赤信号の交差点などに進入することは、道路交通法で認められているが、警報機が鳴っている踏切内についてはこの決まりはない。

 同署の菅野利郎副署長は「関係者の方々にご迷惑をおかけしました。事実関係は現在調査中です」と話している。

 阪急電鉄広報部は「警察車両が非常通報装置を作動させて電車を停車させたことはあまり聞いたことがない」としている。

深夜の路上強盗 3万円奪い逃走 大阪・阿倍野(産経新聞)
日本海側大雪で夜行列車上下12本運休(産経新聞)
上海に“多田ワールド” 多田美波さん、中国で初展示会(産経新聞)
小沢氏、不起訴の方針=関与立証、困難と判断-4日、嫌疑不十分・東京地検(時事通信)
<鳩山首相>小沢氏の招致、明言せず…参院代表質問(毎日新聞)