平野博文官房長官は1日午前の記者会見で、北方四島・国後島沖で日本の漁船2隻がロシア国境警備局から銃撃を受けた事件について、日本政府が再発防止を含めて露側に厳重抗議を行ったことを明らかにした。平野氏は「人命の損失につながりかねない不適切な対応だ」と述べた。

 抗議は1月30日、上月豊久駐露臨時代理大使が露外務省アジア局長に口頭で行った。抗議では銃撃行為が北方四島周辺での安全操業を定めた協定の趣旨をないがしろにするとも指摘した。

 平野氏は日露双方の主張に相違がある点については「今、徹底して調査・検証をしている」と述べた。

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