衆院予算委員会は25日午後、2009年度第2次補正予算案を与党と公明、みんなの両党の賛成多数で可決する。雇用保険法改正案など関連2法案とともに同日夜に衆院本会議に緊急上程、可決され、参院に送付される運びだ。一方、民主党と自民、公明両党は国対委員長会談で2月半ばまでに集中審議、同月中に鳩山由紀夫首相と谷垣禎一自民党総裁による党首討論をそれぞれ行うことで合意した。
 公明党とみんなの党が第2次補正予算案に賛成するのは、経済状況が極めて厳しいことが主な理由。通常国会冒頭から、自民、公明両党間で対応が分かれる。
 採決に先立ち、衆院予算委は25日午前9時から、首相と全閣僚が出席して締めくくりの総括質疑を行う予定だったが、同委理事会で、野党が求める「政治とカネ」の集中審議などの日程をめぐって紛糾、開会が遅れた。
 このため、民主、自民、公明3党の国対委員長が国会内で協議。その結果、2月の集中審議や党首討論開催で合意した。集中審議のテーマは今後、調整する。これを受け、予算委は午後1時に開会、締めくくり総括質疑が行われた。 

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