あたたかい春の日差しにぴったり・・・

バイオリンソナタ
CD1クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ ヘ長調 KV547
クラヴィーアとバイオリンのためのアンダンテとアレグレット ハ長調 KV404/385d
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ イ長調 KV402/385e、ハ長調 KV403/385c
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ楽章 ハ短調 KV396/385f
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタのアレグロ 変ホ長調 KV372
『羊飼いの娘セリメーヌ』によるクラヴィーアとバイオリンのための12の変奏曲 変ホ長調 KV359/374a
バイオリンとバスのためのソナタ ハ長調 KV46d、ヘ長調KV46e
以上 Isabelle van Keulen(バイオリン)
Ronald Brautigam(ピアノ、チェンバロ)
Ronald Brautigam(ピアノ、チェンバロ)
CD2
クラヴィーアまたはクラヴィーアとバイオリンのためのソナタ ハ長調 KV6、ニ長調 KV7
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV8、ト長調 KV9
クラヴィーアとバイオリンまたはフルートのためのソナタ 変ロ長調 KV10、ト長調 KV11、イ長調 KV12
クラヴィーアまたはクラヴィーアとバイオリンのためのソナタ ハ長調 KV6、ニ長調 KV7
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV8、ト長調 KV9
クラヴィーアとバイオリンまたはフルートのためのソナタ 変ロ長調 KV10、ト長調 KV11、イ長調 KV12
CD3
クラヴィーアとバイオリンまたはフルートのためのソナタ ヘ長調 KV13、ハ長調 KV14、変ロ長調 KV15
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
変ホ長調 KV26、ト長調 KV27、ハ長調 KV28、ニ長調 KV29、ヘ長調 KV30、変ロ長調 KV31
クラヴィーアとバイオリンまたはフルートのためのソナタ ヘ長調 KV13、ハ長調 KV14、変ロ長調 KV15
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
変ホ長調 KV26、ト長調 KV27、ハ長調 KV28、ニ長調 KV29、ヘ長調 KV30、変ロ長調 KV31
以上 Blandine Verlet(チェンバロ)
Gerard Pulet(バイオリン)
Gerard Pulet(バイオリン)
CD4
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
ハ長調 KV296、ト長調 KV301/293a、変ホ長調 KV302/293b
ハ長調 KV303/293c、ホ短調 V304/300c
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
ハ長調 KV296、ト長調 KV301/293a、変ホ長調 KV302/293b
ハ長調 KV303/293c、ホ短調 V304/300c
CD5
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ イ長調 KV305/293d、ニ長調 KV306/3001
『ああ、私は恋人を失くした』によるクラヴィーアとバイオリンのための12の変奏曲 KV360/374b
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ ヘ長調 KV376/374d、ヘ長調 KV377/374e
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ イ長調 KV305/293d、ニ長調 KV306/3001
『ああ、私は恋人を失くした』によるクラヴィーアとバイオリンのための12の変奏曲 KV360/374b
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ ヘ長調 KV376/374d、ヘ長調 KV377/374e
CD6
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
変ロ長調 KV378/317d、ト長調 KV379/373a、変ホ長調 KV380/374f
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ
変ロ長調 KV378/317d、ト長調 KV379/373a、変ホ長調 KV380/374f
CD7
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV454、変ホ長調 KV481、イ長調 KV526
クラヴィーアとバイオリンのためのソナタ 変ロ長調 KV454、変ホ長調 KV481、イ長調 KV526
以上 Arthur Grumiaux(バイオリン)
Walter Klein(ピアノ)
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Walter Klein(ピアノ)
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モーツァルトは、ピアノと同様にバイオリンも自由自在に扱えました。
楽器と一体になれるというすばらしい才能をもった、まさに天才の作った曲の数々です。
楽器と一体になれるというすばらしい才能をもった、まさに天才の作った曲の数々です。
生涯を通して作り続けたバイオリンソナタ、それは、作曲された年代順に、以下のように分類されています。
それぞれに影響を受けた別の作曲家などがいて、作風もちょっとずつ違っています。
それぞれに影響を受けた別の作曲家などがいて、作風もちょっとずつ違っています。
『パリ・ソナタ』KV6~9
『デン・ハーク・ソナタ』KV26~31
『マンハイム・ソナタ』KV301~306
『アウエルンハンマー・ソナタ』KV296、376~380
ウィーン時代の「3大ソナタ」KV454、481、526
『デン・ハーク・ソナタ』KV26~31
『マンハイム・ソナタ』KV301~306
『アウエルンハンマー・ソナタ』KV296、376~380
ウィーン時代の「3大ソナタ」KV454、481、526
こうして、連続で聞いていると、作風の移り変わりがよくわかります。
最初のバイオリンソナタは、7歳の頃の作品。
信じられないですね。
信じられないですね。
曲名を見てもわかるように、最初の頃の作品は、バイオリンではなく、ピアノ(ハープシコード)のパートがメイン。
バイオリンは、合いの手を打つかのように付随的につけられたものに過ぎません。
バイオリンがなくっても曲として成り立つんですね。
バイオリンは、合いの手を打つかのように付随的につけられたものに過ぎません。
バイオリンがなくっても曲として成り立つんですね。
それが、作品を追うごとに、バイオリンパートの重要性が増してきます。
ピアノとの掛け合い、相互にメロディを分担し合い、相手のパートをときにはひきたてて・・・。
ピアノとの掛け合い、相互にメロディを分担し合い、相手のパートをときにはひきたてて・・・。
そして、後期の傑作群にいたっては、協奏的二重ソナタの完成を見るかのようなみごとな作品になっているわけです。
今回の一曲: バイオリン・ソナタ 変ロ長調 KV454(1784年) 当時の優秀なバイオリニスト、レジーナ・ストリナザッキの演奏会で、彼女との共演のために作曲されたもの。 しかし、この演奏会のために用意したのは、ストリナザッキ用のバイオリンパートのみ。 自分のピアノパートは、簡単なものだけ用意して、記憶だけで演奏したとか。 さらに、この2人、練習なしでぶっつけ本番で演奏会に臨んだらしいです(@o@) 第1楽章:ラルゴ-アレグロ ラルゴのゆったりとした序奏でテーマが示されたあと、アレグロになって、軽快なメロディとして演奏されます。 バイオリンとピアノがころころと笑いあっているかのようなアンサンブルが響きます。 まさに、小鳥のさえずりという表現がぴったり。 第2楽章:アンダンテ やや暗い表情を持った旋律(特に後半)。 胸に何やらじーんと突き刺すものがあります。 そんな中に、第1楽章の主題を転調したメロディが出てくるあたり、やることが憎いですね。 第3楽章:アレグレット モーツァルトらしいロンド(←この表現、しょっちゅう使っているかも) バイオリンとピアノが同じ旋律を演奏するところも、決して重くならずに非常に軽快。 盛り上がり方も、安心できる、というか、定石どおりで、フィナーレにふさわしく曲が終わります。 初演、拍手喝采だったことでしょう!
しっとりしているけれども、決して重々しくないグリュミオーのバイオリンと、鍵盤の上を指が転がっているような軽快な演奏のクライン。
感情は抑え気味だと思いますが、これぐらいの演奏がモーツァルトにはちょうどいいかな、なんて思います。
感情は抑え気味だと思いますが、これぐらいの演奏がモーツァルトにはちょうどいいかな、なんて思います。
追記:
KV360、ケッヘルカタログ第6版までは『ああ、私は恋人を失くした』というタイトルだったのが、そのような歌詞のシャンソンは存在しないとの研究成果から,近年タイトルが変更されたそうです。
現在は『泉のほとりで』というタイトルになっているようです。
あまでおさん、貴重な情報、どうもありがとうございました。
KV360、ケッヘルカタログ第6版までは『ああ、私は恋人を失くした』というタイトルだったのが、そのような歌詞のシャンソンは存在しないとの研究成果から,近年タイトルが変更されたそうです。
現在は『泉のほとりで』というタイトルになっているようです。
あまでおさん、貴重な情報、どうもありがとうございました。