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モーツァルト:管楽器のためのセレナード、ディベルティメント

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CD1
セレナード 変ロ長調『グラン・パルティータ』KV361/370a
ディベルティメント ハ長調 KV188/240b

CD2
セレナード ハ短調 『ナハトムジーク』KV388/384a
セレナード 変ホ長調 KV375

CD3
ディベルティメント 変ロ長調 KV186/159b
ディベルティメント 変ホ長調 KV166/159d
クラリネットとバセットホルンのためのアダージョ KV411/484a
バセットホルンとファゴットのためのアダージョ KV410/484d
アダージョ ハ長調 KV App.94/580a
ディベルティメント 変ホ長調 KV289/271g

CD4
ディベルティメント ヘ長調 KV213
ディベルティメント 変ロ長調 KV240
ディベルティメント 変ホ長調 KV252/240a
ディベルティメント ヘ長調 KV253
ディベルティメント 変ロ長調 KV270

CD5
5つのディベルティメント ヘ長調 KV App.229/439b No.1
ホルンのための12の二重奏曲 KV487/496a(Nos.4,6,12)
5つのディベルティメント ヘ長調 KV App.229/439b No.3
ホルンのための12の二重奏曲 KV487/496a(Nos.2,5,11)
ホルンのための12の二重奏曲 KV App.226/C17.01

CD6
5つのディベルティメント ヘ長調KV App.229/439b No.2
ホルンのための12の二重奏曲 KV487/496a(Nos.7,10,9)
5つのディベルティメント ヘ長調KV App.229/439b No.4
ホルンのための12の二重奏曲 KV487/496a(Nos.1,3,8)
5つのディベルティメント ヘ長調KV App.229/439b No.5
ホルンのための12の二重奏曲 KV App.227/C17.02

演奏は・St Martin in the Fields
   ・Holliger Wind Ensemble
   ・Netherlands Wind Ensemble
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使われている管楽器は、おもに、オーボエ、クラリネット、バセットホルン(クラリネットを一回り大きくしたような楽器)、ホルン、低音楽器としてのコントラバス。
フルートは使われてません。

管楽器っていうと、演奏者の息が直接楽器に伝わるので、奏者の個性が出やすいのですが、このCDの演奏は、わりと個性が抑えられた演奏になっているように思います。


きょうの1曲:ホルンのための12の二重奏曲 KV487/496a
         
   Iman Soeteman、Jan Peeters(ホルン)

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モーツァルト当時のホルンは、
ただ単に管をぐるぐる巻いただけの楽器 →



現在のホルンのようにピストンはありません。
唇とラッパの中に入れた手の位置やらで音程を変えていたそうです。
だから、この時代、曲の中でのホルンの使われ方は、ごく単純なもの。

それが、これらの曲では、旋律を奏でるのです。
しかも、当時の楽器ではほぼ不可能といわれる高音域まで使って。

こんな演奏不可能な曲を作ったわけ、それは、友人のホルン奏者をからかうためだったと言われています。
「オイ、こんなん吹いてみろや」
遊びの途中にさらさらっと。

曲としては、まぁ普通、というか、とりたてて面白いとか、美しいとかいう曲ではないんですけどね。

このCDでは、ホルンで演奏されています。
現代のホルンと思われます。
当時はまともな演奏はされなかったでしょうから、恐らくは、モーツァルト自身も自分で作っておきながら、『音』になった状態は聞いてないはず。


最近出た、新しい全集版CDでは『バセットホルンのための12の二重奏曲』となっています。
説が変わったんでしょうかねぇ。
そこまで調べる時間的余裕がありませんでした。