モーツァルト:リタニアと晩課

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CD1
 女王、童貞聖マリアのためのリタニア 変ロ長調、
 聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調、
 主日のための晩課 


CD2
 聖体の祝日のためのリタニア、
 女王・童貞聖マリアのためのリタニア ニ長調、
 ディクシットとマニフィカド



CD3
証聖の盛儀晩課 ハ長調、キリエ  ヘ長調、アヴェ・ヴェルム・コルプス、「エクスルターテ・ユビラーテ」

CD4
「神はわれらの避け所」、キリエ ヘ長調、「スカンデ・チェリ・リミナ」、「チヴァーヴィト・エオス」、
「ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス」、「インテル・ナートス・ムリエーリム」ミゼレーレ イ短調、
「クェリテ・プリリム・レーニュム・デイ」、キリエ ニ短調、キリエ ニ長調、
「レジナ・チェリ」 ハ長調、「ベネディクトゥス・シト・デウス」 

CD5
「レジナ・チェリ」 変ロ長調、テ・デウム、「それ故に大切なことは/高きを求め」、「スブ・トゥウム・プレシディウム」、
「ミセルコルディアス・ドミニ」、「ヴェニテ・ポプリ」、「サンクタマリア・マーテル・デイ」、
「レジナ・チェリ」 ハ長調、「アルマ・デイクレアトリス」、キリエ 変ホ長調、キリエ ハ長調
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モーツァルトの教会音楽シリーズです。

「リタニア」とは司祭が主やマリアへの賛美を先唱し、信者が折り返し句で応唱するという祈りの形式をさす。
「晩課」とはカトリックの聖務日課において日没時にとり行われる祈りのことをいう。(『モーツァルト事典』より)

それにしても。

教会音楽の多いこと。

よくもまぁ、これだけたくさん作ったこと。

モーツァルトの生地、ザルツブルクは、当時は大司教様が仕切っていたし、音楽家はこういった方々に仕えてお給料をもらっていたような側面もあるので、音楽と宗教とは切り離せなかったわけですね。

ことあるごとに教会に新しい音楽を提供しつづける・・・
「お仕事」ということではなく、モーツァルト自身もこの分野が好きで作曲を楽しんでいたようです。

モーツァルトが作曲したから、こうやって後世に残っているんでしょうけど、埋もれた曲もたくさんあるんだろうな。

宗教に関連した音楽が国境を越えて聴かれるなんてねぇ。

日本でいえば、雅楽か。

それとも、小学校の校歌がのちのちまで歌い継がれているっていうイメージか。

きょうの1曲:アヴェ・ヴェルム・コルプス KV618
      コリン・デイビス指揮 ロンドン交響楽団&合唱団

今回の5枚のCDの中で、儀式的なイメージの曲ばかり入っている中で、はっきりいって浮いています。
短い曲なんだから、ここに入れなくてもいいのに。
何か間違ってる。

有名な曲なので、知っていたっていうこともありますけど。

自分の心の中から湧き出てくる何者かにつき動かされて作曲したような感じ。
和音の美しさと絶妙な転調。

死の半年前、思うところあったんでしょうか?