『超入門失敗の本質』鈴木博毅公式ブログ-飛躍と成長を続ける組織5つの鍵

『超入門失敗の本質』鈴木博毅公式ブログ-飛躍と成長を続ける組織5つの鍵

顧客創造戦略の専門家。超入門失敗の本質の著者。最新のビジネス戦略から講演、研修まで。ビジネス著作多数。MPS Consulting代表 鈴木博毅。戦略的マーケティング。勝ち残り、存続し続けるための戦略・戦術を探求するブログ。



非常に厳しい経済環境でも、伸び続けている企業、ビジネスがあります。

一方で、難しい環境や社会変化で衰退をしていく企業も必ずあります。

 

理由は主に二つあると思われます。

1つは、付加価値が減衰していく要素を特長としていること。

2つ目は、新しい価値を提供しようとしていないこと。

 

いま、既存のビジネスの中で、「従来と同じ行動」をしていると、ほとんどの場合、付加価値が減ってしまいます。

 

なぜなら、いろいろな変化で「その行動の価値」が減少しているからです。

 

食品スーパーなどでは、従来に比較して「消費者側の選択肢が増えた」ことにより、単に食品を販売するだけでは、消費者側にとっての意義がなくなってしまうこともあります。

 

希少性という意味も、様変わりしています。従来と同じことをしていれば、確実に希少性がなくなっていく。

 

食品自体にも、現在は新しい側面、新しい付加価値が求められています。機能性食品などは、まさにその好例ではないでしょうか。

 

疲労回復のために食べる食品、ぐっすり眠るために食べる食品、前向きな感覚を得るために食べる食品など、ある種の機能が強化された食品が登場して、一定の消費者を摑まえています。

 

新しい価値を提供するためには、自社がそのようなことを実現するという新しい目標を掲げなければいけません。

 

いま、皆さんの中に新しい目標はありますか?

新しい付加価値を、必死に探索していますか。

新しい付加価値を提供するための、ビジネス上の方程式を持っていますか。

 

社会の問題も常に変化しています。解決することで、大きな対価をもらえる問題は、日々移動を続けながらもこの世界に「解くべき問題は」常に存在し続けているのです。

この1,2年ですが「コンプライアンス意識の徹底」「リスク管理」「企業不祥事を防ぐ組織文化の醸成」などのテーマでの、講演ご依頼が増えています。

 

経営判断が難しい新時代に、なんらかの企業不祥事の発生は、会社にとって致命的になってしまうからでしょう。

 

失敗を防ぐ、企業不祥事を防ぐための知識を備える、組織文化を整えることも急務になっています。このような課題、テーマで講演や研修を計画されているなら、ぜひ一度ご相談を頂ければと思います。

 

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私たち一般人は、戦争を嫌い平和を望みます。平和は、ある一定のレベルまで、大衆に平等だからです。

 

ところが、戦争を好む人たちもいます。彼らは、「平和こそが歪み」だと考えます。理由は、平和であると、何の価値もないと考える一般大衆にまで、ある程度平等にカードを配らなければいけないからです。

 

戦争、あるいは引き起こされた非常事態は、一般大衆に配ったカードをすべて回収する時期になります。

 

戦争だから、非常事態だから、という理由で一般大衆の権利を無視できるからです。

 

この時代に突入すると、多数派が正しいとは言えない、むしろ間違っていることが多く出てきます。

 

その時、自分を維持して自己の石で正誤を判断できるか。これが生き残り、次の時代にたどり着ける人と、そうでない人を分ける境界線になると考えています。