『「超」入門失敗の本質』鈴木博毅公式ブログ:戦略理論・組織論、新たな地平線に到達する道

超入門失敗の本質の著者。最新のビジネス戦略から講演、研修まで。戦略の教室、ガンダムが教えてくれたこと、儲けのDNAが教える超競争戦略など著作多数。MPS Consulting代表 鈴木博毅。戦略的マーケティング。勝ち残り、存続し続けるための戦略・戦術を探求するブログ。


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弊社調査ですが、東証一部上場企業で昨年、特に持続的な成長力を発揮した企業には、以下のようなキーワードが当てはまります。

 

・駅近 ・高齢者 ・観光 ・環境技術 ・顧客の事業リスク低減

・事業拠点の最適化 ・人口減少 ・後継者 ・業界再編

・労働力不足

・プラットフォーム派生型ビジネス

・アスクルの他業種版 ・Uberの他業種版

・持続的なサービス開発力

・顧客にとって増加している活動に焦点を当てる

 

上記のキーワードでわかるのは、社会の形が変化していることに、適切に対応をしている企業が「持続的に成長」できていることです。上記のキーワードを抽出した企業は、上場一部の約1900社中、58社の成長企業になります。

皆さんのビジネスは、上記のキーワードに当てはまりますか?


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中期経営計画、決算関連資料から、成長企業をどう理解できるのか。

 

結論だけ先に書くと、前回記事の1.「拡大市場での、特定ポジションを確保する努力」を続ける企業が、売上高を継続的に拡大していく傾向が一番強いです。

2番目は、2.の「技術力やサービスを、成長市場に振り向ける」です。

 

上記2つの次に成長に寄与するのが、3.と6.です。3.「製品販売から付随するサービスを開発して販売」、これは典型的なケースでは製品メーカーが、メインテナンスや運用代行などの新規サービスを展開することです。6.「既存事業に、収益性の高い新規事業を接続」は、例えばドラックストアが、同じ店内で処方箋の調剤を行うなどです。

 

一方で、売上ではなくROEを継続的に向上させている企業は、各資料に「競争」という言葉がほとんど出てきません。競争しないことで売上を向上させようとする姿勢が、明確にあるからでしょう。

 

中期経営計画の有無でも、ユニークな傾向があります。上場あるいは創業から年数がたつほど、中期経営計画が発表されなくなります。また、もっとも作成をしていない、発表をしていないグループは、創業が古くてしかも売上などが停滞している企業でした。


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先日の中期経営計画の続きですが、日本の一部上場企業約2000社を、成長のフィルターで分類して、上位100社を抽出します。一方で、リストと同一の業種、ほぼ同じ売上高で平凡な成長率の対比企業100社を抽出します。*ただし時価総額200億円以上の条件を付ける。

その200社について、各社が決算そのほかで作成している資料を、以下の6つの要素から分析します。(シンプルなテキストマイニング)


1.拡大市場での、特定ポジションを確保する努力
2.技術力やサービスを、成長市場に振り向けた
3.製品販売から付随するサービスを開発して販売した
4.中期経営計画の有無
5.海外進出をしている、あるいは海外進出を目標としている
6.既存事業に、収益性の高い新規事業を接続した

創業年は最古が1896年、最新が2008年です。上場より10年未満はリストから除外します。2つの群を比較すると、成長群の対前年売上高は+25.6%、比較群は1.2%。ROEは成長群が17.9、比較群は9.5です。

 

このような比較をしてみると、興味深いことが見えてきます。

 

*次回へ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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