相場展望
しかしながら、相場の反転の材料が無い中の相場で世界同時株安といっても過言ではないでしょう。ギリシャの再選挙が6月17日。このタイムスケジュールが株価にどう影響するのかという局面です。ギリシャだけではなく、スペインでもポルトガルでもユーロの引き出しが見られたようです。ギリシャでも支持率がころころ変わるなど不安定な動きになっており、来週の相場も緊張状態から抜けられない相場になるのは間違いありません。
日経平均は週末の下げでボトムを意識する水準を下回っています。テクニカル的な節目節目を今回はほぼ抵抗できずに、しかも出来高も低水準で下げた為にリバウンドに入った時も一気に戻りを見せる相場にはなるかも知れませんが、メンバー様にお伝えしている通り、11月安値付近の8135円付近の心理的底値8200円まではありえる感じになっています。、週末のNYも下げていますし、まずは年初来安値の1月16日の年初来安値8378円を見に行く展開になるでしょう。
テクニカルがあまり当てにならない相場ではありますが、深刻なのはマインドの更なる冷え込みです。戻り相場になった時に、足がすくみ思うように取れなかった経験のある人も多いと思います。昨年11月安値から1月に至るまで、多くの投資家が取れなかったと聞きます。それは昨年の夏相場から秋も終わりに近づくまでだらだらと下げた相場だったからで、出動したのは今年の2月過ぎという人も多かったと思います。その出動のきっかけがK氏の新日本理化に代表される仕手相場が始まったからで、大きな全体の下げ相場の戻りを検証してみると、歴史が繰り返される事が良くわかります。
投資行動をもっとも怖い、好材料が無い時に打ち出せるかで戻った時の利益は違ってきますし、この相場で動くか否かは見送ってリバウンド体制の入りざまですぐさま動ければ良いのですが、多くの人は高値付近まで上昇した時に強気転換してやられるケースが多いのです
好材料は今の所ありませんし、ギリシャ問題が二転三転する中では動きにくいとは思うのですが、ここを買えれば理想ですが、最低でもリバウンドに入った時に動けるマインドだけは持って欲しいと思います。
