昨日のECB理事会は現状維持の内容も想定通りドル買い加速で瞬間115円中盤まで押し上げられる展開。これは一昨日に112円中盤まで見た円高に対する巻き戻しで戻り水準は下げに対する約半値戻り。それは更に来週に向けドル高の可能性を秘めるもの・・・。
一方、NYダウ自体の動きは本日下落で5日続落。特に年末安値を切ったことは短期的なものは別としてもいずれ更なる下落は必至。それを裏付けるものとして昨年1月に中国は下落すると宣言した通りの動きとなった仕掛け人と思われる著名投資家のジョージ・ソロス氏がいよいよアメリカは売られるとの発言とも重なる動き。
更に原油価格動向は侮れず、NY市場は頭打ちとなった可能性もあるなど来週こそ戻りを試す全市場の動きのその先に待つものは・・・
本日、動向はそのドル高円安を好感。寄り付きこそ小弱い展開もETF買いと見られる動きから急動意の日経平均はこれから発表の中国GDP発表でここからの動きを左右される展開。
気になるのは一昨日から昨日の寄り付きにかけて空いた窓・・・。あるいは今でこそ堅調の日経平均はこれからその窓を埋めに行く動きあっておかしくはないことは想定すべきこと。
更に今晩いよいよトランプ大統領就任に対する警戒感も想定すべきことか・・・。