米雇用統計

結果、日経平均はNY市場下落に円高を嫌気、更にファーストリテイリングが下値まで叩かれる安値引けを受け昨日の日経平均安値１９４７３円にも到達しないまま下落は売り方の買い戻し程度の致し方ない動き。

５日移動平均線で下げ止まる動きは今晩、米雇用統計結果が見えない中で売り方も買い方も大胆なポジション取りできない妥当な一日。

もっとも微妙に２時過ぎ以降の現在高をつけた直後から大引けにかけ下げ幅を拡大させたことは今晩動向を先どる警戒感の可能性もありうる。特に今回３連休も絡むなどドル円は現状１２月につけた１１８円６６銭に一昨日高値である１１８円６０銭台を結びつけるいわゆるダブルトップの日足形状。

それは米長期金利の上値が重たいことも意識されるなど米国債買いによるもので年末まで続いたトランプラリーから一旦の債券買いに資金シフトしている可能性もありえるなど更に上値を追うか否かは今晩動向にかかっている。

特に市場は１１月以降の急上昇の記憶が新しく更なる上値取り期待は十分な中でじわじわと金価格上昇は解せないドル安を先どる動きとも言え明らかに年末まで上昇のNY株式市場の動きとは違うことは想定すべきこと・・・。

つまりこれまでの強引な買い上げはここに来て巡航速度に戻りつつありいいとこ取りの動きでなくなっていることは念頭にいれるべきか？

あるいは個別物色盛んな動きは主力から個別に資金移動している証拠でその流れの方向性を占う今晩動向はやはり重要。更に地合いの行方によっては物色対象まで変わりかねないなど既に上昇の銘柄を含め物色対象は逆に広がりつつあることは吉報。

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こちらまでお問い合わせください。新春相場は始まったばかりも年初から高い場合に１月１０日前後を挟んだ戎（えびす）天井なる言葉があります。特に今回ドル円動向を含め傍若無人に上昇の後の為替に大きなインパクトを与えかねない米雇用統計は結果次第ではそのまま利食い調整入りしかねない波乱も含んでいます。

それら地合いを見つつも上がるものは上がるということでこの連休をどうぞご活用下さいませ。

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