NY市場は原油価格54ドル台乗せからダウ自体は連日の最高値を更新の動きもドル円は116円台乗せこそ見たもののすかさず利食い売りから現在115円割れで日経平均は昨日に上値を確認したのか?


寄りから売り先行の動きもまずは下げ限定から出遅れの押し目買いが入るなど瞬間プラス圏に浮上も今晩から始まる米FOMCを前に戻りきれない動き。


特に今朝方のNYダウ下落の主因はこれまで長期金利上昇から恩恵を受ける金融セクターでこの動きは既に昨日に東京市場でも3メガバンクを中心に見られた動きで昨日に下落を見せたことで売り残、買い残ともに一気に減るなどこれまでの堅調さが続くか否かが焦点。


ただ、あくまで今回相場はNY市場を中心としたものなれどあくまでヘッジファンドを含むその他今年に運用悪化の成績を一気に短期間に改善させるという特殊なものでクリスマス休暇、あるいはFOMCまでの時限措置という側面も強くこの動きが更に続くとは思い難くある意味警戒が必要と思われる。


特に利上げ発表後のNY市場は利食いが出る可能性は濃厚でその下げ幅によっては昨日こそが目先の高値の可能性もありうる微妙なところ。


それだけにこれまで急騰の主力・大型株の扱いは難しいものとなりそう・・・。


もっとも、逆にそれまで主力活況から寂しい思いをされた向き多い、新興市場に内需関連などはそれを境に一気に巻き返す動きの公算は高く攻守逆転ともなりかねない分岐点に差し掛かってきているのか?