eLTAXでとても困った事がおきました | 国分寺・小手指の塾長ブログ

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宮代プレップスクール塾長。株式会社MPS代表取締役。
国分寺と小手指に教室があります。悩みを抱えた数多くの受験生、附属校生を希望の大学学部へ合格させてきました。日々の雑記やお知らせを書いています。


eLTAXホームページより


皆さんeLTAXって知っていますか?

というとe-taxでしょっておっしゃる向きも多いかと思いますがeLTAX(エルタックス)というサービスがあるのです。法人には法人税、法人住民税、法人事業税、特別法人事業税、消費税及び地方消費税がかかります。

その内の都道府県部分及び市区町村部分の地方税部分を担当する電子申告納税システムがeLTAXなのです。


そのeLTAXはe-taxと連動したシステムで地方税共通部分取込みを使うと必要なところが自動で取り込めるというナイスな機能付きです。

そんな機能を使用して申告納税を済ませたのですが 先日、立川税務署より都道府県民税の内の事業割部分についての問い合わせがありました。"値を入力し忘れてらっしゃいますよ"と

ややこしいのですが、そこでの事業割部分とは国税である法人税に一定の比率でかかる税金です。

実はそちらe-taxから取り込みをすませ、事業割にかかる税率を記入欄に入力したのですが、保存しようとすると"このフィールドには値を入力しないで下さい"とエラーが出るのです。


困りました。で結論としてフィールドから値を削除したところOKになったのでそれで提出したという経緯がありました。きっとこのフィールドに値を入れたこちらのミスだろうと。


その事を税務署の方に伝えると"値の入力は必須でエラーがでるのはおかしい。しかしeLTAXの事はわからないのでそちらのヘルプデスクに聞いて欲しい。"とまあそんな話をされました。


こちらとしては誤操作なりした筈で、来年以降また困りますので、面談くさいながらヘルプデスクに連絡したのです。すると・・・


私 "税務署から入力を指摘されたところどんなにやってもエラーがでてしまい保存を弾かれてしまう エラーメッセージは・・・ です。どのようにしたらエラーなく入力できますか?"

ヘルプデスク "少々お待ちください。"


〜10分近く経過〜

ヘルプデスク "そのまま入力して下さい。税務署から言われたなら。"

私 "いや、エラーがでるんですよ。保存もできないです。"

ヘルプデスク "エラーは無視して次へボタンで先に進めます。"

私 "!!!  いや、ミスがあるからエラーが出てるのでしょう? 何を言っているのですか?"

ヘルプデスク "エラーがでても進めて下さい。"

私 "話を聞いていますか?エラーが出たらおかしいでしょ?直し方を聞いているのです。"

ヘルプデスク "税務署に言われたところ入力してエラーは無視して進めて下さい。それでうまくいきますので。"

私 "馬鹿にしていますか?それだと保存もできないし困るでしょ?なのにそれが仕様だからそういうものだと受け入れろ そういう事ですか?"

ヘルプデスク "馬鹿にはしていません。エラーは無視して進めて下さい。"

埒があきません。

私 "ミスはないがエラーがでるのは仕様で、それにより保存もできないのも仕様。プログラムを修正する気もない。そういうものだと受け入れて使ってくれと。そういう結論でいいですか?"

ヘルプデスク "はい"


とんでもないシステムです。きっと下請け孫請けひ孫請けの連鎖で実際に作った現場の人間はもういないかもしれない、だから対処もわからない。

しょっちゅう障害を起こすみずほ銀行のシステムみたいですね。

こんな国が進めるマイナンバー制度 疑問しか残らないですね。困ったものです。