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小説 AKBバスケットボール大会

AKBでバスケしてみました!!
文才ないですがヨンデミテクダサイ

こんばんは、りょうです

バスケ小説楽しんでいただけてるでしょうか?

僕自身バスケは好きなのですが、あまり詳しくありません

小説の感想、意見、アドバイスなどありましたら是非コメントしてください

初めての小説、温かい気持ちで読んでいただけたらありがたいです

これからもどうぞよろしくお願いします



ボールを運ぶ高橋


高橋(残り5分で4点差。まだ焦る時間じゃないけど・・・)

前田に目をやる

前田「ハァ・・ハァ・・」

高橋(あっちゃんも限界が近そうだし、私の右足もまゆゆに気づかれてる。そろそろ追いつかなきゃキツイかな)

そして選んだ攻撃のポイントは、小嶋だった。


マークマンの北原175cm 小嶋190cm

ミスマッチを突くベストな選択だろう




キュ・・ダムッ!!



小嶋のドライブ

北原も意地でついていく

抜ききれていないがシュートへ

小嶋(入れっ!!)




ガンッ!!





「「リバンッ!!」」





河西と増田は高城と篠田を跳ばせない事だけに全てを注ぐ



ガシッ!!






取ったのは柏木だった

柏木「速攻っ!!」

パスを出した先には渡辺が走っていた

そのままドリブルで独走

フリーでレイアップへ

渡辺(よしっ!!これで6点差だ)







バシィィィィ!!








渡辺「!!!」



後ろから完璧なタイミングでブロック

渡辺が振り返ると

そこには今にも倒れそうな前田がボールを持って立っていた

前田「ハァ・・今・・・点をあげる訳にはいかないの・・」



ゾクッ!!!!



前田の瞳をみた渡辺は圧倒されていた

渡辺(もう限界のはずなのに・・!!)



自陣まで戻ってきた高橋にボールを渡しニッコリと微笑みながら



「大丈夫・・皆がいるから・・」



前田は高橋の怪我に気づいていた

そして高橋の勝てるという気持ちが揺らいでいることも

高橋「うんっ!そうだよね・・みんながいる」


そう言うとコートに声が響きわたる


高橋「よっしゃー!!絶対勝つぞぉー!!」

篠田「当たり前じゃん」

小嶋「高みな声でかいよ」

高城「まだ元気なんですね」


笑いながら言う彼女たちの瞳は強い意思で燃え上がっていた



高橋「1本!!まず1本決めよう!!」

人差し指を立てながらボールを運ぶ

対峙する渡辺

渡辺(篠田さんか小嶋さんで勝負にくるはず・・・)

高橋「ゆっくりゆっくり!!」

渡辺(パスだけ警戒すれば大丈夫なは・・ず・・!!)

渡辺が驚いた理由は簡単なことだった

目の前にいる高橋が既にシュートを放っていたのだ









ザシュッ!!





高橋「っしゃーー!!」



渡辺がシュートはないと思っていた理由は怪我もそうだがもう一つあった

それは高橋のプレースタイルだった

大事な所では確実に点を決めに

最も確率の高いプレーを選択していた

それがいきなり3Pを放つなどとは考えもしなかったのだ

高橋自身もいつもなら撃たないだろう


「みんながいる」


この言葉を聞き、放つことができた3Pシュート






4thクォーター 残り4分15秒

いよいよ1点差まで詰めた






















トップの位置でボールを持つ渡辺



キュ・・キュ・ダムッ!!



渡辺からみて左側を抜きに行く


キュキュ!!



高橋(今ディフェンスがうまくいってる。ここを抜かれる訳にはいかないんだ!!)

意地のディフェンスで抜かせない

渡辺「くっ・・」(さっきの違和感は気のせい・・?)

トップにあがってきた北原にパス

北原シュートモーションへ

小嶋「マーク外れてないよ!!」

手を上げてチェックにいく



ダムッ!!



小嶋「!!!」

北原が小嶋の横を抜き去った

高城がカバーに来たところをフリーの河西へパス


バスッ!!


そのままゴール下を決める




ただ普通のドライブだった

通常ならこれで小嶋を抜くことはできないだろう

しかし小嶋の頭の中にドライブという選択が無ければ話は別だ

小嶋は、いや小嶋だけでないだろう。

チームA全員、北原にドライブはない。そう考えてしまっていた

それも無理はない。北原はこの試合パス、シュートしかしていない

4thクォーターにきて、初めてのドライブ

これはなかなか止められないだろう

ネガティブな北原の奇襲とでも言うようなプレーがチームの士気を上げた




チームAの攻撃

高橋「1本いこう!!」

とは言ったもののパスコースがない

チームBのディフェンスは最高だった

高橋(くそっ・・・)

困っている高橋、篠田と目が合う












「私が点取るから」











その時、身体が勝手に動いていた

リング付近にパスを出す







ドガアァァァァ!!






篠田がリングにぶら下がっていた

アリウープを決めたのだ

篠田「ナイスパス」

高橋「ナイスゴール」

ゴツッ

最長プレイヤーと最小プレイヤーが拳を合わせてディフェンスに戻る




渡辺(今のプレー・・ここで決めなきゃ流れ変わっちゃうな・・)

渡辺、トップでボールを持つ

渡辺(ここは少し強引にでも・・)

キュキュッ!!・・ダム!!

渡辺からみて右に抜きにかかる

高橋「くっ・・!!」

渡辺「!!!」

あまりにもあっさり抜くことができ、渡辺も驚いていた


ザシュ!!


そのままミドルシュートを決める

渡辺(さっきのパスカットといい、左への反応が少し遅れてる?もしかしたら右足怪我してるかも)

渡辺の言う通り、高橋は右足を痛めていた

だから1歩目が踏み込めず自身の左側で起こるプレーに一瞬遅れてしまっていた

先ほどの柏木のパスミスもいつもなら弾くだけではなく、キャッチ出来ていただろう

渡辺(高みなさんの怪我の事、皆に伝えるべきか・・)

少し考え

渡辺(いや、やめよう。「そんなのフェアじゃない」とか言いそうだし。私たちは勝たなきゃいけないんだ)



バス!!

篠田のフック。ブロックの上から決める


ザシュ!!

渡辺のカットインから増田のミドル。


ザシュ!!

柏木を振り切り前田のミドル。


ザシュ!!

河西のスクリーンを使い柏木がミドルを決める




点の取り合いが続いていた

4thクォーター 残り5分





91-95

地力で上回るチームA

渡辺が高橋の怪我をつくプレーで得点を重ねるチームB

点差は詰まらず残り5分












ーーチームBベンチーー



「6点差になっちゃった・・」

不安そうに北原が呟く

「大丈夫ですよ。」

渡辺が言う。

渡辺(前田さんが最後まで持つとは思えない。必ず流れはくる)

柏木は静かに目を瞑り集中していた

柏木(私がなんとかしなきゃ)





ーーチームAベンチーー


高橋「いけるよ!!絶対追いつける!!」

そう言いながら前田に視線を向ける

高橋(あっちゃんに頼ってばっかじゃダメだ。)

その考えを察したのかは分からないが、篠田が高橋に近づき

「私が点取るよ」

高城「リバウンドは任せて下さい!!」

小嶋「私だって点取ってやる」





そして

最後の10分 4thクォーター開始のブザーが鳴り響く



ビビーーーーーーーーーーー!!!!!



柏木・高橋「「よし!!いこう!!」」



両キャプテンの声を合図にメンバーがコートに集まる



エンドラインから渡辺にボールが入る

渡辺(さぁ、どーしたもんかな)

ゆっくりボールを運びながら考える



選んだポイントは右45度、柏木だった



渡辺「ゆきりん勝負!!」

ボールを受け、細かいフェイントをいれる柏木

腰をおとし、じっと目をみる前田




キュッ・・キュキュッ!!ダムッ!!




鋭いドライブ


しかし抜ききれない

柏木(くっ・・!!)

渡辺にボールを戻す



しかし、前田のプレッシャーの影響でパスがずれてしまった



渡辺(取られるっ!!)

ビシッ!!

高橋がはじきラインを割る

サイドラインから渡辺へ、再びチームBの攻撃

渡辺(高みなさんのさっきのディフェンス・・なんか違和感あった気が・・)


ビシッ!!


渡辺「!!!」

高橋のスティール

そのままドリブル開始

フリーでレイアップシュート


「させるかぁー」


ギリギリで渡辺が追いついた


バッ!!

両者同時に跳ぶ

渡辺(よし!とめた!)


ーースッ


高橋、ボールを後ろへ渡すようなパス

「ナイスパスですっ」



ドガアアァァ!!!



ボースハンドダンクを叩きつける

決めたのは高城

高橋がスティールを決めた時、彼女は自陣のゴール下にいた

そこから高橋のすぐ後ろまで走ってきていたのだ

並大抵のスピードではない



ーー高城亜樹

技術はあまりないが高い身体能力を持っている

動けるインサイドプレイヤーとして

チームAのゴール下を支える

リバウンドはチーム1のつよさを持つ




4thクォーター残り9分36秒

79-83

4点差

いよいよ始まった最後の10分

このまま追いつけるのか

渡辺が感じた違和感とは・・・







チームB、前田の怪物的なプレーにたまらずタイムアウトをとる








ーーチームBベンチーー




「みなさん集まって下さい」

渡辺がメンバーを集める

「メンバーを代えます。それと作戦は・・・です。」

柏木「そんなにうまくいくの?」

渡辺「正直50%ってところです。前田さんの投入が思ったより早かったので・・」

増田「でもそれしかないんやろ?」

渡辺「はい。」

河西「ならやるしかないでチユウ」

渡辺「この作戦はタイミングが命です。集中していきましょう。」



前田に対抗する作戦とは

その作戦は成功するのか







そして試合再開


チームBのメンバーは

渡辺、北原、柏木、河西、増田である

トップの位置でボールを持つ渡辺

柏木にパス

右45度でボールを持つ

対峙するのは前田。

柏木(麻友の言うとおりだ。それなら)

柏木、もう一度渡辺にボールを戻す

と同時に逆サイドの北原の方に向かって走る

渡辺(よしっ!!)

走る柏木を確認して中の増田へパス

柏木「へいっ!!」

左45度辺りで柏木が呼ぶ

前田のマークは外れていない


ビッ!!


増田から放たれたパスは柏木へ














































ではなく左0度へのパスだった

待っているのは北原

なぜか小嶋のマークが外れている

北原、フリーで3Pシュートを放つ






ザシュ!!


63-74


もう一度2ケタ差へ


渡辺(やっぱり・・・)

ニヤリとしながらディフェンスへ戻る



渡辺の作戦とはこうだった

まず、北原を投入することによって、佐藤の時とは違いフリーには出来ない

ということは、前田が小嶋のカバーにまわれる位置にいる事ができなくなる

そうなれば前田が柏木につき、小嶋が北原につくのが基本だろう

そこで柏木は、北原のサイドへ移動し、パスを要求する

目的はパスをもらうことではない

小嶋の注意、視線を自分に向けるためだった

柏木の個人技にやられ続けていた小嶋は、本能的に反応するようになってしまっていた

小嶋の注意が柏木に向いた瞬間、北原は動き、増田がパスをだす

少しでもタイミングがずれれば失敗していただろう

それを見事に成功した。それも一回目に

ここに大きな意味がある

「このパターンもある」と相手の脳裏に植え付けることが出来たのだ




このあと点の取り合いが続いた

チームAは前田を中心に得点を重ね

チームBは柏木が動き、それに合せ渡辺が裏をかくプレーでなんとか得点をし、耐えていた




3rdクォーター終了

77-83

一時は24点開いた点差が6点差まで詰まっていた

追うチームA、逃げるチームB

勝負の、最後の10分がいよいよ始まる