小説 AKBバスケットボール大会

小説 AKBバスケットボール大会

AKBでバスケしてみました!!
文才ないですがヨンデミテクダサイ

Amebaでブログを始めよう!

1stクォーター残り5分


16-12



チームKが4点リード

ツインタワーを中心にインサイドから着々と得点を重ねるチームK

インサイド勝負を避け、ミドルシュートで決めているチームB

高いシュート精度を持つといえど

ミドルシュートとゴール下では、やはり差が開いてしまう


峯岸(もっかい中からかなぁ)

ボールを運びながら考える

峯岸(バランスよく攻撃したいんだけど・・・)

確かに、チームKの得点は秋元と宮澤だけだった

チラッと大島の方に目を向ける

峯岸(でも相手はゾーンだしなぁ・・)

大島と目が合う


『関係ねぇ、決めてやる』


そんな目をしている

峯岸(よし!エースの力信じましょう!)

ビッ!!

右45度の大島へパスが通る

柏木(ついにきたっ!!)

この試合大島がボールを触るのは初めてだった



キュ・・・キュキュッ!!ダムっ!!



柏木「!!!」

鋭いドライブで抜く

振り向いた柏木の目に映ったのは、跳んでいる大島の姿だった





ドガアァァァァ!!!!





ブロックにいった増田は吹き飛ばしてダンクを決めた



「バスケットカウント・ワンスロー!!」



増田「・・!!」(このサイズでこのパワーかい・・・)

柏木(速い・・前田さん並み・・いや・・それ以上だ・・!!)

圧倒的な実力を見せつけた大島

フリースローもしっかり決める

峯岸(さすがエース・・味方ながら恐ろしい・・・)





渡辺(流れもってかれそうだなぁ・・・)

考える渡辺に、エンドラインの増田からボールが入る

増田が近づいてきて

増田「ウチで勝負してくれへん?」

渡辺(確かにゴール下からの得点が欲しい・・でも・・)

秋元に増田で勝てるのか

正直、そう考えてしまっていた



増田「必ず決めたるから」



その強い意思に渡辺はうなずいた

トップの位置に渡辺

増田以外3Pラインの外にいる

マンツーの為もちろん相手も秋元だけ

秋元(1対1ってか・・望むところだ!!)

増田にボールが入る


キュキュッ!!


細かいステップを踏む


クイッ



シュートフェイク

秋元は跳んでいた

秋元(しまった・・!!)

タイミングをみて体をぶつけながらシュート


バスッ!!


「バスケットカウント・ワンスロー!!」


増田「よっしゃー!!!」

しっかりとフリースローもきめる

秋元「くそ!!」

宮澤「才加、ドンマイ」(パワー、高さは才加のが上。でも流石ゆったん、巧い・・!!)

宮澤がマークを代わろうと言おうとした時

大島「マークはこのままでいい」

宮澤の考えに気付いたのだろう、それを止めた

大島「才加・・負けんなよ・・!!」







エースの力を見せつけた大島

チームBもしっかりと食らいつく

はたして勝負はいつ動くのだろうか







バシイィィィ!!







ジャンプボールを制したのは秋元だった

増田(やっぱ高さじゃ勝てへんか)

ボールは峯岸へ

峯岸「1本決めよ!!」

ゆっくりとボールを運ぶ

峯岸(やっぱりゾーンでくるよね)

チームBは強力なインサイドに対抗するためディフェンスはゾーンにしていた

峯岸(外から決めるのがセオリーなんだけど・・・)

そう考えていた時だった

秋元が持ち前のパワーを生かしパスがもらえるポジションをとった



ビッ!!



峯岸から秋元へパスが通る

その瞬間、河西と増田がチェックにくる





増田・河西「「!!!」」






ドガアァァァァ!!!









吹き飛ばされる2人

リングにぶら下がる秋元

2人を見下ろしながら言う

秋元「あれ?いたんだ」

その表情からは嫌味が微塵も感じられない

どうやら本気でフリーで決めたと思っているらしい

増田「・・・なっ・」(なんちゅうパワーしてるんや・・・)






試合開始早々のダンクシュート

会場のボルテージは最高潮に達した






そんな中ボールを運ぶ渡辺

渡辺(秋元さん・・想像以上のパワーだな・・こりゃ守るのキツイかも・・)

対峙する峯岸

峯岸(いいスタートきれた・・ここを止めて一気にいきたいなぁ・・)




キュキュ!!ダム!!




峯岸「!!!」(はやっ!!)

渡辺の鋭いドライブ

宮澤がカバーに来る

宮澤(引きつけてとも~みにパスだろ?バレバレなんだよ!!)

渡辺、宮澤の読み通り河西へパス

宮澤(ドンピシャ!!)







ピタッ!!








宮澤「なっ・・・!!」

渡辺はパスモーションの途中で止めていた

そのまま宮澤を躱しレイアップへ

秋元「させるかぁ!!」

秋元がブロックに飛んでくる



ーースッ



ブンッ!!




秋元「!!!」

秋元のブロックは空を切った



バスッ!!



ダブルクラッチ

渡辺はチームを引っ張れるように得点力を上げていた

渡辺(私がこのチームを勝たせるんだ)


注目の立ち上がり

ゾーンディフェンスを圧倒的なパワーで簡単に中から決めた秋元

最強のインサイドをぶち抜いてきめた渡辺

両チーム最初のシュートを成功させた

ここからどう試合が動くのか・・・






街のとある体育館




「へぇー、チームBが勝ったのか」

新聞を広げ秋元才加が呟く

「才加何見てんの?・・・え!?あっちゃん達が負けたの!?」

驚いているのは宮澤佐江

そこに大島優子が近づいてくる

「チームBが強いのかな?・・・チームAが弱いだけだったりして」

「それはないでしょ。メンツ的に考えて」

クールに訂正するのは板野友美だ

「なになに?『チームB劇的勝利・・』新聞一面じゃん!?」

秋元の背後から新聞を覗きながら峯岸みなみが言う

峯岸「尺がとれる!絶対勝つぞ~!!」

全員呆れたように笑い、練習に向かう






チームBの体育館

初戦を勝利したチームB

円になって次の試合のためのミーティングをしていた

柏木「次は1ヵ月後。チームKとの試合だよ」

渡辺「優勝候補の筆頭チームです。このままじゃ負けるでしょう」

増田「正直インサイドのサイズ差はキツイな~」

渡辺「はい。そこでそれぞれ新しい武器が必要です」

北原「新しい武器?何をすればいいの?」

渡辺「これがそれぞれのメニューです」

そう言ってメンバーに紙を渡す

河西「ともはこれだけ?」

渡辺「はい。とも~みが鍵になるんでそれだけしっかりお願いしますね」

こうしてそれぞれ練習に向かう

渡辺がそれぞれに託した武器とは一体







そして・・・1ヵ月後・・・









第2戦目

チームK 対 チームB

優勝候補筆頭のチームK

チームAに勝利し勢いにのるチームB

果たして勝つのはどちらなのか







ーーチームKベンチーー

秋元「さぁ初陣だよ!!きばってこう!!」

宮澤「うしっ!!」

大島「強い奴いんのかなぁ」

峯岸「尺がいっぱいあればよし!!勝てれば尚よし!!」

板野「みぃちゃんそれ逆だから」

秋元「じゃあスタメンは・・・」



C  秋元才加

PF  宮澤佐江

SF  大島優子

SG  板野友美

PG  峯岸みなみ



秋元「・・以上。絶対勝つぞー!!」

「「おぉーーーー!!」」








ーーチームBベンチーー

柏木「みんな集まって」

渡辺「みなさん、武器の具合はいかがでしょうか?」

増田「バッチリや」

北原「うん、大丈夫・・・・だと思う・・」

河西「いけるでチユウ」

柏木「よし!じゃあスタメンは・・」



C  増田有華

PF  河西智美

SF  柏木由紀

SG  北原里英

PG  渡辺麻友



柏木「・・・以上。落ち着いていこう」

「「おぉーーーー!!」」














コート上に選手が集まる

大島「今日はホームだからなぁ。派手にいかなきゃね」

大島の横にいた柏木が話しかける

柏木「優子ちゃん。お手柔らかによろしくお願いします」

そういう目は燃えている

大島「はいよ」(ちょっとは楽しめるといいな)




センターサークルの中で睨み合う2人

増田「才加・・今日は負けへんで・・」

秋元「楽しみにしてるよ」

言葉を交わす

そして、ボールが高く投げられた




第2戦目

いよいよ試合開始・・

チームKの実力とは・・








ここは会場の医務室



「・・ん」

前田が目を覚ます

前田(ここどこだろ・・私、試合してたんじゃ・・試合?・・試合!!)


ガバッ!!


前田「試合は!!?」



ガチャ

ドアがあき、高橋が入ってきた

高橋「お、あっちゃん起きてたんだ」

前田「高みな!!試合は!?試合はどうなったの!?」

高橋「試合はねぇ・・・」








キュ・・ダム!!

倉持「!!!」

渡辺の鋭いドライブ

カバーに来た高城の背後にパス

河西「ナイスパス!!」

そのままシュートを放つ

「調子にのんな!!」

バシイイィィィ!!

河西「!!!」

篠田の強烈なブロック

ボールを拾ったのは小嶋

小嶋「速攻!!!」

小嶋から先頭を走る高城へ

このスピードについて来れる者はいない

ドガアァァァァ!!!!

渾身の力を込めてダンクを叩き込んだ

それと同時に






ビビーーーーーーーーーーー!!






試合終了のブザーが響く





































105-113










高橋「・・・負けちゃった。」

前田「そんな・・・」

高橋「ごめんね・・あっちゃんのおかげで追いつけたのに・・」

そう言う高橋の瞳からは涙がこぼれていた

実は前田の交代と共に、右足が限界を迎えた高橋も交代していた

前田・高橋を欠くチームAに渡辺と柏木を止める術は無かったのだ

前田「私のせいだ・・途中でへばって・・何がエースだ・・!!」

大粒の涙を流しながら自分を責める

ガチャ

その時、ドアが開いた

「それは違うよ」

そう言いながら篠田が入ってくる。

それにつづき

高城「誰のせいでもないですよ。」

小嶋「そーだよ。陽菜だってゆきりん止められなかったし」

指原「私なんて何の役にも立てませんでした・・」

倉持「私だってそうだよ・・」

メンバー全員が部屋に入ってきた

前田「みんな・・・」

篠田「私たちチームAよりチームBのが強かった。それだけ」

悔しさで声が震えている。

篠田「みんなで強くなろう!!もう負けないように!!」

小嶋「頑張ろう!!」

高橋「私たちなら出来る!!」

前田「うん!!だから・・泣くのは今日だけ・・」

こうして強くなることを誓ったチームA

しばらくの間、医務室からは少女たちの泣き声が聞こえていたという





















一方、チームB控え室

柏木「みんなお疲れ様。」

勝ったチームとは思えないほど暗い雰囲気だった

柏木「まずは初戦の勝利を喜ぼうよ」

増田「なんか・・勝った気せえへんな・・」

北原「前田さんと高みなさんがいたら・・・」



柏木「いい加減にして!!」

「「!!!」」

突然の大声に全員驚く

柏木「私たちは勝ったんだよ!!前田さんと高みなさんがいたら何!?負けてたとでも言うの!?」

涙をながしながら続ける

柏木「もっと自信持とうよ・・自分たちが自分たちを信じなくてどーすんの・・」

渡辺「そうだ・・あのチームAに一回もリードされなかったんだよ?凄い事じゃん!!」

河西「里英ちゃんだっていっぱい点取ったでチユウ。有華のパスだって十分通用してたでチユウ」

河西の言葉にハッとする2人

柏木「今日の試合、悔しい所はあったと思う。でも皆で掴んだ勝利なんだ」

渡辺「次はスッキリ勝てるよう、もっと強くなりましょう」






両チーム更なる成長を強く誓った

こうして注目の初戦は幕を閉じたのであった
























タイムアウト中

ーーチームBベンチーー




渡辺「くそっ!!」

6点差に出来るチャンスを自分のミスで1点差まで詰められてしまった

そう思い渡辺は自分を責めていた

柏木「あれは麻友のミスなんかじゃないよ」

肩に手を置き話しかける

柏木「あれがAKBのエースとキャプテンなんだ」

(あんなプレー私も予想できなかった・・)

増田「まだウチらが勝ってるやん!!」

北原「うん・・きっと勝てるよ」

河西「大丈夫でチユウ。たしかに今の高みなとあっちゃんは凄かった。でも・・」

柏木と渡辺を指さし



河西「チームBにはゆきりんとまゆゆがいるでチユウ」



渡辺・柏木「「!!!」」


増田「頼むでお二人さん」

渡辺「うん・・・」

柏木「まかしてっ!!」(麻友・・・)






ビビーーーーーーー!!






試合再開



渡辺(皆の期待に応えなきゃ・・)

渡辺は少しプレッシャーに感じてしまっていた

それを感じ取ったのだろう柏木が声をかける

柏木「次・・私にボールくれる?」

そういって走っていった

トップの位置の渡辺

いわれた通り柏木にパスをだす

柏木(大丈夫・・大丈夫・・)

対峙する前田の瞳が光る



ゾクッ!!



なんともいえない威圧感

柏木「ふぅー」(・・・大丈夫・・私なら抜ける・・)

大きく息を吐き出し、ついに



キュ・・キュキュッ!!ダムっ!!



前田「くっ・・・!!」

この試合初めて前田を抜いた

河西と増田がスクリーンで高城と篠田がカバーに行くのを止めている

柏木(道ができてる・・!!)



バッ!!



跳んだ

そして






ドガアァァァァ!!!!!!







ワンハンドダンクを叩きこんだ

94-97

3点差に広げる

柏木「よしっ!!」(前田さんは限界だ。私にもチャンスはある)





チームAの攻撃



高橋「大丈夫!!時間はまだある!!」

チームを鼓舞しながらボールを運ぶ

キュッ・・キュキュ!!

チームBも全員必死のディフェンス

柏木(ここを止めれば流れがくるはず)

その時!!

高城が北原にスクリーンをかけ小嶋がフリーに、右サイド0度の3Pラインの外まで走る

それと同時に篠田が渡辺にスクリーンをかける

ダム!!

高橋がドライブで抜き去った

増田がチェックに出てくる

それと同時に

柏木(高みなさんはパスを出すはず。前田さんはもう限界・・・ここは小嶋さんだ!!)

ビッ!!

読み通りパスがでた

しかしそれは小嶋ではなく

限界の前田へのパス

柏木「!!!」

このワンプレー、チーム全員が同じ絵をみて

全員が前田の為に動いた

そして・・・

残りの力全てを振り絞りシュートが放たれた














ザシュ!!







沈黙の中ゴールネットをくぐる

下を向いている柏木

柏木(確かに前田さんは限界だったはずなのに・・)

顔を上げ、スコアボードをみる



97-97





柏木(私も解ってなかった・・・これがAKBのセンターなんだ・・)







シュートを放った彼女の手は拳に変わり高く掲げられていた

前田「・・追い・つい・・・・た・・・」

ドサッ

限界を超えた彼女の意識はここで途絶えた

高橋「あっちゃん!!!!!」










4thクォーター 残り3分30秒

遂に追いついたチームA

しかし・・エース前田が限界を越え倒れてしまった

勝負はいよいよクライマックスへ