新潟県巻町にある
「カーブドッチ・ワイナリー」 のオーナーと言えば
ワインがお好きな方には ぴんと来るかもしれません。
日本で 本格的なワイン作りをすべく
1976年に旧西ドイツ国立ワイン学校を卒業され
(国家資格 WEINBAUTECHNIKERを取得されています)
1973年に帰国、北海道や長野県、そして新潟県にて
ワインづくりを行われている方です。
【なぜこの本を手にとったか】
「大量消費をよしとしない 本物のモノづくり」 を
標榜とされているからです。
市場から支持されている製品は
確かに つくれば売れます。
一過性のブームでの 利益獲得製品は
まさにこの流れかと思います。
ブームの仕掛け人がいて、
既存プロダクトをリプロデュース、
あるいは イチから構築後、
徐々に紙媒体やネットへの露出頻度を高め
巷で 「流行っている感」を演出。
火が付いたところで
ブースター的に 薪木をくべ
周辺のコンテンツ販売等を含めて 投資額を回収、
利益を確定し、ブーム終息へ。
それぞれのプロダクトには 最適な販売の仕方がありますので
この手法が悪い訳では ありません。
(資本主義社会は 利潤があってこそ回ります)
ただし、農作物等、中長期的な視点で
経営を行っていく製品に関しては
この手法は馴染みません。
こと、「ブランド」 をじっくり醸成させて行くには
選んではならない手法であると
個人的には考えています。
ワインと言う農作物に
「一度の人生をすべて掛ける男の人」 の
生き様を感じとれる本です。
また、本物を追い求める人の姿に
「既存体制との摩擦、独立系の苦悩」が
読み取れます。
これは 組織内で
前例のない新規事業、革新的な試み等に
チャレンジされいる方にも 通ずる事だと思います。
著者は 自分の信念に基づき
ワインづくりを行っています。
時に、無職になった事もある その姿には
私達にも 勇気 / 元気をくれるものと思います。
もし良ければ 手に取ってみて下さい。
⋆ 10/15発売 BRUTUS 「世界に挑戦できる 日本ワインを探せ」にも
カーブドッチのワインが掲載されています。
その他にも 美味しいそうなワインが多数。
興味がある方は ぜひ。
【カーブドッチ・ワイナリー 公式HP】
Ryo..K
【書籍名】
僕がワイナリーをつくった理由 / ダイヤモンド社
【著者 (敬称略)】
落 希一郎
