私には、近々恋人とのデートがある。
正直ダイエットも成功していないし、
お肌も荒れ気味で
こんな感じじゃ会いたくない。
いや、どんな状態でも恋人に会いたい気持ちとこんな自分を見られたくない気持ちの板挟みが私を苦しめている状態である。
しかも、最近の私はやたら無気力だ。
毎日、走るのもお肌にいいクリームを塗るのもなんだかしたくないのだ。
そんな私とは裏腹に私の新しい学校の新しい友達はいわゆる“魔性の女”である。
今までに、70人近くの愛の告白を受けている
同い年なのに考えられない!!
(私なんて、2回くらいしかない)
何と言っても、彼女の武器はボディタッチであろう。自然かつ大胆で見ているだけでドキドキする。
いいなー、羨ましいなー。
って素直に思ってしまう。
男子たちはいかにもドキドキしている様子である。完全に手玉にとっているし、お願いごともよく聞いてもらっている。
私は、よく彼女を師匠と呼び話を聞いている。彼女は、自然とやっているわけではなく割とテクニカルに小悪魔のよくな言動をしているようだった。
でも、それはとても感覚的な話になるので
ここには書くことが出来ない。
意識はしているがとても感覚的で説明は出来ないと言うようなことを言われた。
天才だ!!
やっぱり、彼女は同性から見ても天才的に魅力的だと思う。私が男でこんな恋人がいたらと思うことは彼女の言動でたびたび感じる。
そんなことを考えているとふと、
私はそれほどの天才ではないが、多少は魅力的になれるのに勿体無いんじゃないかと思った。
一番好きだと言ってくれた人に、私は大事にするね と約束した。可愛いくいるために努力するのも大事にすることなのかもしれない。
よし!
明日は少し走ろう。クリームもちゃんと塗ろう。
それでは、また!