ショックだった
つい先ほど子供たちにご飯を食べさせたあと
何気なくテレビをつけると
テレビ朝日系列で「ドキュメンタリー宣言」という番組をやっていた。
慌てて録画をし、そして見た。
山谷の訪問看護師さんたちと
そこに暮らす人たちや、ホスピスでの人たちのことを放送していた。
その中で「松五郎さん」という58歳の喉頭がんの人に私は釘付けになった。
父と同じ病気だ。
父と同じように気管孔があり、余命も宣告されている。
松五郎さんはホスピスに来るまで
とても孤独で、発病し手術入院しているときに
病院を抜け出し路上に倒れていたらしい。
そこで見つけられ今のホスピスに入所した。
看護師さんとのやりとりや、施設内での様子など
最初は興味深く見ていられたのだが
宣告された余命より少し過ぎた頃
容態が悪化し、どんどん様子が変化していく。
口からの吐血が酷くなったり、痛みが酷くなっていったり・・・
この世との別れを悟ったのか
松五郎さんは急に部屋を飛び出し
一人で街に飛び出したり・・・
そしてその数日後には
もう起き上がることさえも出来なくなり
ベットの上で意識が朦朧としている松五郎さん。
その傍らには手を優しくさする看護師さん。
その場面を、私は直視出来なかった。
父の姿に重ねてる自分。
それを消し去ろうとしている自分。
少し見たことを後悔した。