第1話 母の癌
母の癌がわかってから
原発巣を調べるために様々な検査をしたが
結果的にはわからないまま・・・
症状としては、腹水が溜まり食事を取るとお腹が痛む。
直腸からカメラを入れて検査したところ
腫瘍に圧迫されてるせいで
腸が通過障害を起こしていることがわかった。
入院してから先生には
なるべく口から物を食べないように言われていて
わずかな流動物と
24時間の栄養点滴を摂っていた。
口から食べられないのは辛い・・・と、
しきりに母は言っていた。
主治医の先生はとても親身になって
母の癌の種類を色々と調べてくれて
私たちに先生が調べた資料まで渡してくれた。
今はよく知られるようになった
中皮腫ではないか・・・
症例が少ないけれど
子宮ガンの稀なタイプではないか・・・
そうやって色々調べて頂いたにも関わらず
結果的にはわからなかった。
母の入院先は大学病院。
先生が調べることにも限界がある。
そんな時に先生から
癌専門の病院に転院して
そこでしっかり調べてはどうかと、打診があった。
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