空が広い!

この言葉がしっくりくる街はそうないと思う。

明るい空の下というのはこの街の事を言うんだろう。

南カリフォルニア一面に見える広い、青い空。

うーん、気もちいい!

穏やかな気候は人の心も和ませてくれる。

そこにいるだけでふんわり柔らかな人間に仕立ててくれる。

LAの街。なかなか素敵だ。

思えば私が記念すべきハタチの誕生日を迎えたのはこの街だった。

UCLAで過ごした夏の思い出が、今蘇る。クラスの子達がサプライズのケーキを用意してくれたっけ。

懐かしい。

オトナの人生を歩み始める第一歩となったこの街には、何か不思議な縁を感じる。

憧れながらも避けてきた街。
いまにも手が届きそうなくらい近い場所にあるような気がするその空は、大きすぎて、大きすぎて、まるで届かない。 

夢を追い続け、戸惑い、今もなお迷い続ける自分の映し鏡を見ているようだ。

でも本当はそこにあるのは、力強く、雄大なパワーを持った明るみなんだろう。

そこに...いや..その先にだって、少しでも早くたどり着けるよう、私は走りたいと思う。