本日の新潟日報に、新潟県の上場企業40社の2011年の年末の時価総額のランキングが出ていました。
全体では、40社で時価総額8306億円、2010年と比較して7%増だったそうです。
東証1部はこの1年で17%減だったのに比較するとたいへん好調であった! ということです。
ランキングは
1.コメリ(1292億円、27%増)、2.北越紀州製紙(1081)、3.第四銀行(922)、4.日本精機(508)とここまで500億円超。 5.北越銀行(390)、6.コロナ(355)。震災で電力不足となりストーブが売れて業績アップ!54%増でした。7.亀田製菓(335)、8.セコム上信越(302)。ここまで300億円超。9.ブルボン(297)、10.アークランドサカモト(297、45%増)。 以下は、大光銀行、原信ナルスホールディングス、ポラテクノ、岩塚製菓、第一建設工業、ダイニチ工業(ここもストープ販売好調24%増)、雪国まいたけ(CMがインパクトありますが、業績は厳しい)、中央電気工業、福田組(小沢銘柄?、復興需要で53%増)、有沢製作所。ここまでで20位、100億円超です。
他には、ハードオフコーポレーション、大型蔦屋書店を展開するトップカルチャーなど商業、
首都圏でもお弁当屋を展開のオーシャン・システム、かつ丼店を展開のアークランド・サービス
ゴルフクラブなどの遠藤製作所、レンジで手軽に食べられるご飯の佐藤食品工業、一正蒲鉾。
省エネ家電好調のツインバード工業。太陽工機。
他は地元で活動の、新潟放送、新潟交通、佐渡汽船、リンコーコーポレーション、桃太郎アイスのセイヒョー、
植木組、田辺工業、北越工業、北越メタル。
そして、新潟の地でも、三條機械製作所がMBOで上場廃止、という出来事もありました。
新潟は、上場企業の数としては、東京・大阪以外では、かなり多いという話です。
業績、時価総額規模では圧倒的にでかい企業はなく、脚光を浴びる急成長のVB、というのもありません。
それでも、生活密着型で、そこそこに知名度もある、という会社は多数あります。
昨年は、ホームセンター、ストーブ、建設など好調に推移し、全体の成長に貢献したようです。
三条、長岡地域の製造業(輸出型のハイテク、は少ない)、コメに縁のある食品、農業関連から成長のホームセンター、200万人超の人口を対象の小売業、などが特徴。
小売りでも、ハードオフやトップカルチャーなどユニークな業態を生み、全国に広がっています。
それでも、そこそこの規模、準大手~中堅、全国ブランドまでは・・・、という会社多数。
日本有数、さらに世界へ、という企業が・・・・
思い切って経営統合で、規模を大きくして世界を目指す! なんて 面白そうなんですが。。
ホームセンターのコメリ+アークランド、そこに食品スーパーの原信も参加。
お弁当、業務用スーパーのオーシャンシステム、専門店のハードオフとトップカルチャー(蔦屋書店)も参加すると、すごい流通業が!
食品は、洋菓子系ブルボンと米菓の亀田、岩塚、ご飯と餅の佐藤食品、一正蒲鉾、アイスのセイヒョー、キノコの雪国まいたけまで参加すると、総合菓子+ニッチ分野に強いユニークな食品メーカーが?
メーカーは、ストーブ、家電~ ゴルフクラブ・・・・ちょっと取りとめないかな。
オール新潟で世界を目指すなんて どうかと思うんですが。 ちょっと遅い初夢・・