証券アナリスト協会会員ではないので、このジャーナル普段はあまり読んでいません。ただ会社で加入しており、届いていますので、たまにまとめてチェックしています。少し前の号での株式アナリストについての特集、非常に面白い内容でした。中でも、TDKの会長、IR協議会会長の澤部氏のレポートが非常に参考になりました。
アナリストは顧客がヘッジファンド主体になり、短期志向化。また求めに応じてミーティングのアレンジに多くの時間を割く。長期観点の企業分析はなかなかできない。長期投資家も、長期の企業分析はセルサイドアナリストには求めず、内製。セルサイドには業界、産業の知識などを求める傾向になるそうです。
またアメリカではある程度定着している、独立系アナリスト。また中でも上場企業がスポンサーとなって作成される自社に関するレポートもあるということ。これが日本ではなかなか難しいものの、今後求められるのではないか。。。などなど、考える点あります。まだ読んでいない方にはお勧めします。