最近、当社にて取り組んでいる二つのテーマ

国内クレジット制度を活用したCO2削減対策

http://www.finantec-net.com/csr/index.php

香港証券取引所への上場のサポート

https://www.hongkongipo.jp/member/top/


ともに少しずつ日本企業の皆さんの関心を集めつつあります。

順序が逆転しますが、香港については、今週もいくつかのニュースがありました。

SBIホールディングスの北尾氏が香港上場を目指すとブルームバーグの取材で語っていました。

これは香港の新聞にも記事が大きく出ていました。

また、日本でも女性には知名度が高い(らしい)フランスの化粧品会社ロクシタンが、ロンドンでなく、香港を選んで上場する予定である、という記事が出ていました。


国内クレジット制度については、4月からスタートした東京都の新制度、一定規模以上の事業所に強制的な削減を課すものですが、この影響もあり、より注目を集めているようです。

しかし、日本においては、複数のクレジット制度が乱立、互換性はなく、共通の市場もありません。

京都クレジットにもとづく国際的なもの、経済産業省による国内クレジット、環境省によるJ-VERなどありますが、いずれも東京都から課せられる義務をクリアするためには利用できません。

東京都の対象事業所・企業は、上記とは別の手段を対策を採らねばなりません。


一方でこうした状況に商機を見出し、総合商社の双日社と環境関連の有望VBであるスマートエナジー社が、すべてのクレジットを扱う電子市場を立ち上げるという記事も先日出ておりました。


色々課せられる義務、なかにとても厳しく効率的でないものがあったりすることが、香港にでも行ったほうがベターであろう、という企業経営者の思考展開につながるのかもしれません。