法的整理ながらも、上場維持、という方向だそうです。

株主優待目当てで買っている個人が多く、それが金券ショップで大量に流通しています。それだけに上場廃止は影響が大きいか!? 現在は1株76円。1売買単位1000株、76000円で航空券50%オフの優待券が一枚もらえます。しかし法的整理になるような企業なら、株主優待はとっくに廃止というのが普通の感覚です。

一方で優待も当然あるものと認識されており、全日空にあるのにJALにはない!となると営業にも大きく影響するのかもしれません。 上場廃止なら株主優待も自動的になくなるでしょう。営業への影響、顧客離れを防ぐため、上場廃止にしないというのは優待を一番意識してのことでしょうか。それにしても、今よりは優待水準を下げないと いくらなんでも不公平では。誰にとって不公平かといえば、債権放棄する銀行、優待に関係なく投資する純投資家など。しかし今の株価では優待の価値が大きすぎて、上場廃止を回避しても、もし優待は廃止といえば、株価が暴落しそうです。そうすると銀行や純投資家も困るか。そもそも、この優待制度自体がおかしなものだったのでしょう。

それと、経費削減なら当然あのJALカレンダーも1枚ものに変わるような状況ですが、あれも、なくなると世の中への影響があるのかな。